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以前、「営業の時は仮面をかぶって別人になってる」と言っていた人がいました。
「仮面をかぶるって、どんな感じですか?」と聞いたら、
「うーん。自分を”最高の営業”としてセルフプロデュースするというか。正直、そのテンションに持っていくのがしんどい時もあるけど、本来の自分はダメダメだから、素のままで営業しても、こてんぱんにやられちゃうから・・」
と言っていたのが印象に残りました。
* * *
この人に限らず、さまざまな職種の人が、「仕事用の自分」を設定して、使い分けているかと思います。
休日にぼーーっとしている時の自分と、職場でクレーム対応している時の自分は、話し方も表情も違いますよね。
ただ、それをセルフプロデュースと言えるかなぁ?と思いました。
私が思うセルフプロデュースは、「自分を知ること」の方が近い。
だから、
「見た目や話し方や肩書き次第で、どういう自分にでもなれる」ということではなくて、
「その場にふさわしい役割を演じるためにマインドや外見を整える」ということでもなくて、
「自分の持つ魅力を、いかにわかりやすく表すか」。
これがセルフプロデュースだと思っています。
* * *
仕事の私とプライベートの私は同じじゃなくてもいい。
ただ、
「仕事用の仮面をかぶって、素晴らしい私になろう」と考えるより、
「この仕事の時は、私の中のこの部分を前面に出そう」と思う方が、無理がないし、快適だと思いませんか?
え、でも、「仮面」でも「私の一部」でも、「仕事の自分」を設定するという点では同じでしょ? やることが同じなら、どっちでもいいんじゃない? と思う方もいるでしょうか。
私は、根っこが違うと思います。それは、「自分への思いやりがあるかどうか」というところ。
* * *
例えば、営業でお客さんに何回目かに会う時。
「せっかく関心を持ってくれたのに、私は話下手だし、気後れしてしまって、うまくいかない・・。オドオドしたところを見せたら、相手になめられてしまうかも。これじゃ営業失格だ。もっと違う自分にならなければ」
と、自分を批判するところから自分をつくるか、
「関心を持ってくれたということは、何かが相手にヒットしたということ。それはどこだろう?
私は相変わらず、会話の達人になれないけど、『この人はいいかげんなことはしないと思ったし、信用できた』と言ってくれた人がいたな。警戒心を持たれないのは、強みかも」
と、自分の持っているものを認めるところから、つくるか。
つまり、
自己否定(私はダメだ)から努力するか、
自己肯定(私、オッケー
)から努力するか、かと。
)から努力するか、かと。* * *
自己否定からの努力は、自分の持ち味を消してしまうことになりかねません。
本来のありようと外への表れにズレが生じて、人に違和感を与えてしまいます。
「この人は何か、不自然な感じがする」と感じさせてしまうのです。
それにね、自分にオッケーするのって、「自分に甘い」ことじゃないんです。
自分も周りも生かすことなんですよー!!
自己否定している時って、自分を責めているようで、実は同時に、人のことも否定している。
さっきの例では、一つ目(自己否定の方)は「なめられてしまう」とか、相手を敵のように思っていますよね。
二つ目の方(自己肯定)は相手にも自分にもいい答えが出るような考え方になっているのですが、違いに気づかれたでしょうか。
それから自己否定の気持ちって、その人の「かもし出すムード」に出るし、「ふとした時の発言」にも出る。
何気なく言った一言に、すごくネガティブな返事が返ってきてびっくりしたことはありませんか?
そういう場合、その人は自己肯定感が低い状態なんだと思います。
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セルフプロデュースは、「こんなんじゃダメだ」と自分をいじめるところからではなくて、
思いやりをもって、私、オッケー
という視点で、自分を見つめるところから始めたら楽しいんじゃないかな
と思います
という視点で、自分を見つめるところから始めたら楽しいんじゃないかな
と思います