よくこんなご質問を受けます。

「先生からアドバイスが欲しいです!私と主人で好みが全く違います。しかも私は出しっ放しが嫌いで、主人は使う物をしまい込むのが嫌いです。だから家のテイストもバラバラだし、収納方法が原因で喧嘩にもなります。こういう場合どうすれば良いですか?」

これは奥様とご主人様という場合もありますし、奥様と同居しているお姑さんという場合もありますし、親と子という場合もある、非常に多いご質問です。

こういう場合は本当に悩んでしまいますよね。

同じ屋根の下に暮らしている訳ですし。

ですが、「同じ屋根の下に暮らしている」からこそ、お互いが「歩み寄ること」が必要なのかなと思います。

どちらかの意見だけを取り入れた場合、どちらかは毎日毎日イライラし、我慢しなければいけなくなりますよね。

まず、解決策の一つとして私がお伝えしていることですが、ご本人だけが生活するスペースに関しては、そのご本人の好きなようにさせてあげるのが一番です。

例えば、親子でテイストの違いがあったり、収納方法での喧嘩があった場合、子ども部屋だったら、子どもの好きなようにさせてあげた方が良いと私は思います。

どんなに自分がモノトーン好きでも、どんなに自分が出しっ放しが嫌いでも、子どもがポップな感じが好きなら、子ども部屋はそうさせてあげれば良いですし、出しっ放しがラクだと言うなら、そうさせてあげれば良いと私は思います。

子どもが自分の好きなように作り上げるということは、子どもが自分で考え決めていく力を育てている証拠です。

なので、本人のスペースに関しては本人の好きなようにさせてあげれば良いと私は思います。

悩むのは「共有の場」ですよね、きっと。

みんなが集まるリビング。

例えば自分は出しっ放しが嫌派。

ですがご主人様はしまい込みたくない派。

この場合、リモコン一つでも喧嘩になってしまう場合があります。

何でしまわないの!

何でしまうんだ!

こんな言い合いが生まれてしまうのは悲しいことですし、ストレスですよね。

こうなってしまう場合は、お互いの「なぜ」をしっかり伝え合うと良いと思います。

例えば出しっ放しが嫌派の奥様の場合「私はリモコンを出しっ放しにしたくないの。なぜかと言うと、出しっぱなしにしているといつも子どもが投げて危ないから」というとこまで説明してあげる。(例え話です)

例えばしまい込みたくない派のご主人様の場合「オレは毎日仕事で帰宅が遅いんだ。唯一の楽しみがソファに座ってゆっくりテレビをみること。でも、毎回毎回収納されたリモコンを出し入れするのは、疲れている自分にはとても面倒でストレスなんだよ。」(例え話です)

こんな風に「なぜ」という所まで聞けると、少し考え方が変わりませんか??

「そうか、今は子どもが何でも投げて危ないんだな。」

「そうか毎日疲れて夜遅くの帰宅なのに、わざわざ出し入れは面倒なんだな。」

と少し相手の気持ちに歩み寄ることが出来ると思うんです。

なので、「出しっ放しが嫌!」というだけではなく、なぜそう思うのかを伝えてみる。

「しまい込むのが嫌!」というだけではなく、なぜそう思うのかを伝えてみる。

これって大事だと思います。

実は「整理収納」って家族のコミュニュケーションをとる方法でもあるんです。

整理収納で喧嘩になってしまうという方、是非「なぜ」を伝えるようにしてみて下さい。

そして相手の「なぜ」も聞いてみて下さい。

そこにはきっと新たな発見があると思います。

同じ屋根の下に暮らしていても、「心地良い」や「ラク」は個々で違うものです。

ちょっと話がそれますが、我が家で「お互いにとってベストな方法を見つけた」例の一つがこれです↓



子どもがよく食べるヨーグルトです。

我が家では必ずこうしてから冷蔵庫に入れます↓



パッケージから出して、冷蔵庫内の子どもの手が届く場所に収納します。

それはなぜか?

まず私にとって、忙しい時に「お母さん、ヨーグルト取って!」と言われるのはストレスです。

そして子どもにとって、私が出してあげないと食べれないというのはストレスです。

ならば、最初に一手間かけて、パッケージから出して収納してしまえば良い訳です。

子どもに「ちょっと待ってて!今忙しいから!」と言わなくて済みます。

子どもも「何で今とってくれないの!今食べたいのに!」とイライラせずに済みます。

自分が食べたい時に食べれます。

お互いにとってベストな方法を選べば、お互い気持ちよく過ごせます。

なので、「互いにとってベストな方法は何か」を考えるのは大事です。

ですがそうするには、お互いの考えを聞かなければいけません。

なので整理収納はコミュニュケーションを沢山取りながら作り上げるのが一番です。