新宿
靴の中敷き調整専門店
「靴は売らない靴屋」
たいき です
すでに、秋のファションコーディネイトの特集が女性誌で始まっています。
今月はトップブランドの新作紹介がメインの雑誌が多かったな。
その中で気になったのが、レースアップのブーティ、ショートブーツがwithやMISSなど、何誌にも取り上げられていました。
本当に紐で縛り上げることができる靴と、サイドにファスナーがついている靴が同じコーナーに掲載されています。
本当にしばり上げられる靴を、めんどくさがりの若い方が履いてくれるだろうか?
どちらも甲の押さえがあるので、前滑りの危険が少なく、足にはいい靴だと思います。
しかし、そのことによって、中底の作りで手を抜いたものが出回る危険も増大します。
もともと、今の多くの靴は、土踏まずのアーチの部分を絞りあげた、業界用語でいう“殺しの効いた靴”を作れるメーカーはごくわずか。
“殺しが効いた”レースシューズだと、足にフィットしやすくて、いいんだけどなぁ。
靴の履きごこち、足へのやさしさは『幅の広い靴』ではなくて、下から土踏まずをやさしく握ってくれるような感覚の靴のことなんです。
そんな“殺しの効いた靴”で、かかとが包み込まれたような靴が足に合う靴。
もちろん、甲が押さえつけられて痛いのはダメ。
指が重なるくらい窮屈なつま先もダメ。
かかとにすき間があるなんて、ほんと最悪。
それらをクリアーしたうえで、土踏まずを下からしっかり支えてもらえる靴を探して欲しい。
そんな靴は前滑りもしない。
そうそう、靴を履くとき、靴べら使ってます??
靴べら使わず、指でスポッ、へたすりゃ、つま先トントンなんてやって、履いてるでしょう??!!
足に合う靴って、靴べらを使わなければ履けないもんなんです。
靴べら使って、シュポ、って音がするくらいピッタリ目の靴が足に合った靴なんです。
そんな感覚的なことを、ファッション誌で伝えるのは難しいんだろうなぁ。
スタイリストさんや編集者の方が、自分で『足に合う靴』って体験したことあるのかぁ??
経験していなければ、それを伝えたい、って思わないだろうし、伝えられないもんなぁ。
以前ご紹介した、文書のプロが書いてくれた本音の感想、この感覚をもっと多くの方に知っていただきたいです。
木にかけのぼったブタさんが、「空を飛べる」と錯覚しそうな、おほめのコトバ