● 外反母趾の原因 靴とハイヒール ●
東京・新宿 、大阪・梅田
「靴は売らない靴屋」西村泰紀(タイキ)です。
慶應義塾大学の井口先生の「足のクリニック2」によれば外反拇趾の9の原因に「靴」と「ハイヒール」が挙げられています。
同じ履きものなのに別物として扱っているのです。
何が違うのか?
なぜ「靴」と「ハイヒール」を分けるのか?
ココに重大な問題が隠されていると前回はお話しました。
「足のクリニックⅡ」では「パンプス」を「靴」の説明の例に使っています。
ココで言う「パンプス」とは・・・

こんなイメージの靴を前提していると思われます。
なぜなら別の項目で「ハイヒール」の傾斜角を30度と具体的な数値を使って説明しているからです。
ヒール高さの記述がありませんから、実測してみました。

角度の起点を接地部からとするなら、23.5cmの靴で8cmヒールになりました。
現在ではパンプス=ローヒールだけをイメージすることはありません。
ですから、ここでは、「靴」=ローヒール。
「ハイヒール」=ヒール高さ8センチとして話を進めます。
ローヒールの靴ならば親指が曲がっても、第一中足骨が内反しない靴ならば、外反母趾にならないとしています。
本の挿絵を引用します
「足のクリニックⅡ、P.154図5、図6」

ようするに親指を曲げる横からの力が加わっても、靴の圧力に拮抗する足の力(反力)で、力関係はバランスがとれる。
だから、付け根の骨を飛びださせる力が加わらなければ、外反母趾にはならない、ということです。
どんなに指が曲がる細い靴でも指の付けの根の太いところできっちり止まる靴。
前への圧力がかからない靴なら大丈夫だというのです。
外反母趾の捉え方、定義が「親指が曲がる」+「親指付け根の骨(第一中足骨)が内側に開く」です。
私たちは親指が曲がる、即、外反母趾と捉えがちですが、親指が曲がる範囲(関節の可動域)ならいくら曲がっても大丈夫だというのです。
ただし、これは私見ですが、指がくっついた状態の靴を長く履くと、指間にウオノメができたり、巻き爪や陥入爪といった、別の障害が発生してきますので、単に外反母趾に限った議論として受け止めるべきだと思います。
話を戻します。
ハイヒールは歩くたびに前滑りして、親指を曲げる横からの力だけでなく、付け根の第一中足骨を押し出す前方からの力が加わるから外反母趾になるというのです。
違いは前方からの力。
「足のクリニックⅡ、P.153、図4」を元に加筆

前からの力が加わることで、第一中足骨(色をつけた骨)が内反、内側に曲がる。
靴とハイヒールの違いは高さが生む、前滑りによる前進力があるか無いかだというのです。
この前進力が親指の付け根の骨を出っ張るように曲げるのです。
重大な問題としてココを整理します。
1.靴は外反母趾の原因である。
2.外反母趾の原因となる靴は指の付け根をシッカリホールドしていない靴である。
3.先が細い靴でも指の付け根をシッカリホールドしており、前滑りしないならば、外反母趾にならない。
4、ハイヒールは親指を横から押す力と、前から押す力が合わさるので外反母趾になる。
もう一度繰り返します。違いはただ一点、前に滑ることによって生まれる力が加わるかどうかだというのです。
この前に滑る力が加わるかどうか!
ココにハイヒールを履いても外反母趾にならない、最大のポイントがあったのです。
==続きます==
東京・新宿 、大阪・梅田
「靴は売らない靴屋」西村泰紀(タイキ)です。
慶應義塾大学の井口先生の「足のクリニック2」によれば外反拇趾の9の原因に「靴」と「ハイヒール」が挙げられています。
同じ履きものなのに別物として扱っているのです。
何が違うのか?
なぜ「靴」と「ハイヒール」を分けるのか?
ココに重大な問題が隠されていると前回はお話しました。
「足のクリニックⅡ」では「パンプス」を「靴」の説明の例に使っています。
ココで言う「パンプス」とは・・・

こんなイメージの靴を前提していると思われます。
なぜなら別の項目で「ハイヒール」の傾斜角を30度と具体的な数値を使って説明しているからです。
ヒール高さの記述がありませんから、実測してみました。

角度の起点を接地部からとするなら、23.5cmの靴で8cmヒールになりました。
現在ではパンプス=ローヒールだけをイメージすることはありません。
ですから、ここでは、「靴」=ローヒール。
「ハイヒール」=ヒール高さ8センチとして話を進めます。
ローヒールの靴ならば親指が曲がっても、第一中足骨が内反しない靴ならば、外反母趾にならないとしています。
本の挿絵を引用します
「足のクリニックⅡ、P.154図5、図6」

ようするに親指を曲げる横からの力が加わっても、靴の圧力に拮抗する足の力(反力)で、力関係はバランスがとれる。
だから、付け根の骨を飛びださせる力が加わらなければ、外反母趾にはならない、ということです。
どんなに指が曲がる細い靴でも指の付けの根の太いところできっちり止まる靴。
前への圧力がかからない靴なら大丈夫だというのです。
外反母趾の捉え方、定義が「親指が曲がる」+「親指付け根の骨(第一中足骨)が内側に開く」です。
私たちは親指が曲がる、即、外反母趾と捉えがちですが、親指が曲がる範囲(関節の可動域)ならいくら曲がっても大丈夫だというのです。
ただし、これは私見ですが、指がくっついた状態の靴を長く履くと、指間にウオノメができたり、巻き爪や陥入爪といった、別の障害が発生してきますので、単に外反母趾に限った議論として受け止めるべきだと思います。
話を戻します。
ハイヒールは歩くたびに前滑りして、親指を曲げる横からの力だけでなく、付け根の第一中足骨を押し出す前方からの力が加わるから外反母趾になるというのです。
違いは前方からの力。
「足のクリニックⅡ、P.153、図4」を元に加筆

前からの力が加わることで、第一中足骨(色をつけた骨)が内反、内側に曲がる。
靴とハイヒールの違いは高さが生む、前滑りによる前進力があるか無いかだというのです。
この前進力が親指の付け根の骨を出っ張るように曲げるのです。
重大な問題としてココを整理します。
1.靴は外反母趾の原因である。
2.外反母趾の原因となる靴は指の付け根をシッカリホールドしていない靴である。
3.先が細い靴でも指の付け根をシッカリホールドしており、前滑りしないならば、外反母趾にならない。
4、ハイヒールは親指を横から押す力と、前から押す力が合わさるので外反母趾になる。
もう一度繰り返します。違いはただ一点、前に滑ることによって生まれる力が加わるかどうかだというのです。
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ココにハイヒールを履いても外反母趾にならない、最大のポイントがあったのです。
==続きます==
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