起雲閣へ行ったことある友人たちからは、「いつも人が多くて、こんなに人がいない写真なんて
撮れないよ~!」と指摘されました。頑張って台風の中でかけて、(といっても、この時点では
四国あたりにいた時間帯)写真撮るには恵まれた日に訪ねたんだな~と思いました。
この部屋では、まるでモデルのような少年がいたので、入ってもらってパチリ(笑)。
ここからは、旅館として運営されていた時期に、文豪が逗留した資料や、熱海に縁のある作家
などの展示されているスペースがあります。
起雲閣が旅館として運営されていたのは、昭和22年~平成11年までの間。
櫻井兵五郎がここを買い取って旅館を営んでいたそうで、作家以外にも、政財界や、芸能界からも
多くの人が訪ねたんだとか。
この奥の小さいスペースなんて、お庭を眺めながら構想を練ったり、書きかけの原稿用紙を
広げたまま離れ、ストーリーが下りてくるまで置いたままにできそう
・・・なんて、想像してしまいました(笑)。
このお庭の景色ですから、当時は、お見合いや結納などにも使われていたのかもしれませんね。
山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治などに愛されてきた旅館だったそうで、太宰は、
今は取り壊された離れで「人間失格」を執筆したんだとか。
外を眺めるガラスには、そういう縁の人たちの作品の一部が紹介されていたんですが、カメラで
撮るのは至難の業でした~。
こちらは、逗留したことはなかったそうですが、熱海を有名にした作品、「金色夜叉」を書いた
尾崎紅葉についての展示がされているお部屋です。
こちらも、加賀の漆喰による朱色だったのか・・・聞いてくるのを忘れました。
居心地の良い宿だったことが、偲ばれます。
私が上京して、過去に何度か熱海を訪ねてますが、今回、久しぶりに来てみて、メディアなどで
言われている、最近、熱海人気が復活してるという話は本当だなと思いました。 駅前の商店街
などがイマドキのオシャレなお店がポツポツ混ざっていたからです。
人気が戻るまで、起雲閣が頑張れていたら・・・こんな風に見学できなかったでしょうけど、
愛される宿のままだったのかもな~なんて思ってみたり。
復活すると分かってれば・・・のお話ではありますが。
続きます。








