こちらは食堂です。
米国からの賓客をお迎えしていた頃だけでなく、GHQ接収中も、3家族に分けた個々の部屋に
キッチンを用意した様子は見られなかったので、食事はここで、とっていたのかもしれません。
この日は、ここでお茶を飲めるようになっていた(有料です)ので、お茶を飲まれている方も
いらっしゃいました。 窓が多く、光がたっぷり入る食堂ですね~。
折り上げ天井の縁には彫刻が施されていたり、とても凝ったデザインの天井になっていました。
こちらの照明も創建当時のものなのだそうです。
こちらの家具も、創建当時からのものなんだそう。
下の扉にぶどうがついているので、係りの方に伺ってみると、石川家の方々がキリスト教を
信仰していたからではないでしょうか?とのことでした。
石川家の方々がキリスト教に改宗したのは、幾太郎氏の弟の和助氏が、一ツ橋高等商業学校
(現 一橋大学)在学中に、学費稼ぎのために勤めた福音会英語夜学校でキリスト教に出会い、
洗礼を受けたそうです。
その事に、父や兄の幾太郎氏は激怒し、石川家を勘当されてしまったそうですが、和助氏の
信念をもって活動する様子に、両親、最終的には家族全員がキリスト教の洗礼を受けることに
なったのだとか。
こちらの建物の道を挟んで斜め向かいには、石川組から1000坪の土地、父名義の献金1万円
により建てられた武蔵豊岡教会が今も残っています。
かなり綺麗に改修されていました。
もしかすると、こちらの西洋館は、そういうキリスト教への改宗と貢献もあって、爆撃を免れた
のかもしれないな・・・と思ったのでした。
続きます。





