この「三鷹天命反転住宅 In Memory of Helen Keller」で、最も気になるのが、
こちらのお部屋。スタディールームとされている部屋です。
チビちゃんがいたら、もう、大はしゃぎだろうと思うお部屋です。
大人だってワクワクしちゃいます。(モデル↓は私ではありません)
女性の膝の下の空間を見て頂けると分かるでしょうか?
このお部屋、窓際以外、ほとんど平らな面がないんです。
しかも、表面ツルッツル!
なので、靴下を履いたまま入ると、バランス崩して「ひぃ~!」となります(笑)。
でも、裸足なら平気なんです。ここをペタペタ歩く気持ちよさったら。。。
以前、何かの文献で、都会の子供と、野山のある場所で育つ子供では、
危険に対するアンテナの発達が違うという話を読んだことがあります。
平らではない場所、水のある場所、そういう中で自然と危険から身を守る
アンテナが発達するそうなのですが、都会の子供は、そういう機会がなく、
いざという時、危険に気づくのが遅れてしまういというような内容でした。
そういう意味で、この住宅には、都会の中にありながらも、視覚や触覚を
刺激するしかけが沢山あると思いました。
そして、この丸い部屋には、聴覚にも刺激があります。
これは、完成してみて分かったそうなのですが、部屋の真ん中に立って
話すと、全部、自分に向って音が返ってくるような不思議な感覚がします。
友達が入口近くで話しかけても、不思議な聞こえ方がするのです。
ウチの子が小さい時に連れてきたら、ここで大声で歌ってただろうな~(笑)。

そんなお部屋をどう使うんだろう?と思っていたら、
見学の後に案内された、事務所では、こんな風になっていました。
この三鷹天命反転住宅には、特徴がありすぎて、うっかり紹介を忘れそうになる
んですが、天井のいたるところに引っ掛ける金具が設置されています。
そこにバーを吊るして、収納に使ったりできるようになっているんですが、ここでは、
その金具にブランコが下げられてました。
わー、これも子供たちは大喜びだろうな~。
この日は、ご一緒した見学者が多かったので、半分ずつに分かれ、ここで記念撮影
してもらいました♪
住むなら寝室になるのだろう、コルクシートが敷き詰められたお部屋。
こちらの引き戸は障子。
こちらは板張りに、表替えするだけでもコストがかかりそうな畳(笑)と、奥には
石がしきつめられています。
三鷹天命反転住宅には、視覚に障害がある方なども見学にこられるそうなん
ですが、こんな不思議がいっぱいの中ではとても動き回れないだろうという
私たちの予想に反し、暫くガイドして歩き回ったら、一人で歩き回れるように
なるのだそうです。
床の傾斜などで、自分の位置が掴みやすく、数歩歩くと、支えになるバーや
壁などがきちんと配置されていて、安心して動ける・・・
そういうところが、「ヘレン・ケラー」へ思いを馳せた住宅なのだなと思いました。
見学を終えて、外に出ても、やっぱりすごい。。。
これは子供にも大人にも刺激を与えてくれるのは間違いありません。
実際、スマートニュースを立ち上げた鈴木健氏、研究者の森田真生氏など、
住んでいたことがある著名人もでてきてるのだとか。
東京には、三鷹天命反転住宅
岐阜には、養老天命反転地
がありますので、機会があったら、この不思議体験を是非、ご自身で楽しんで
みて頂きたいな~と思います。





