先日の大同生命ビルの先にある三井住友銀行大阪支店を見学し、住友ビル

ディングの見学行列を横目に、奥へ入ると、大阪倶楽部があります。

 

 

こちら、イケフェスで中の見学ができたのですが、残念ながら、抽選に外れて

しまったのです。しくしく。。。

 

 

ちょっと、作業トラックが、オジャマですが。。。

大阪倶楽部の設立は、大正元年。会員制の紳士の為の社交場として、

大正3年に初代会館が完成したそうです。
初代会館の設計は、中之島図書館も手掛けた野口孫市氏。

木造3階建ての会館は英国の城郭を思わせる佇まいだったそうですが

大正11年に焼失してしまったのだそうです。

 

今の建物は、大正13年に、安井武雄氏の設計で再建されたもの。

大阪に残る安井氏設計の建物、野村高麗ビル大阪ガスビルとこちら、

3つを回ることができました。今回は、全部、外観だけでしたが(涙)。

 

 

当時の工事概要には、「南欧風の様式に東洋風の手法を加味した」

と書かれているそうです。
赤みの強いスクラッチタイルと、様々な装飾。

 

 

敷地いっぱいに壁をたて、小さ目の窓を規則的に開けた全体構造は、

倶楽部建築によく用いられたイタリアの都市建築・パラッツォの定型を

踏まえたものなのだそうです。

 

 

玄関の奥には、鬼面の噴水が見えました。

安井氏はここを設計した時は、片岡事務所に所属していたそうですが、

完成後に独立されたのだそうです。

 

 

当日見学をお願いできたらな~と係の方に伺ってみましたが、当然、お断り

されたので、すごすごと帰る前に内側からパチリ。

いつか中も見学したいです。。。

 

 

 

そのちょっと先にあるのが、今橋ビルヂングです。

大正14年築の旧大阪市中央消防署今橋出張所だった建物です。
 

ですが、2005年に大阪市が財政改善のため売却されたのだそうです。
建物の保存運動などが行われたものの、建物の保存が条件になってなく、

絶望的にも思われていたそうですが、個人が購入し、耐震補強を施した後、

レストランに貸し・・・実は、アンティークなどが大好きなオーナーにより、

このように保存されたのだとか。

こんなところに、大阪の底力をみせられた気がします。
 

 

そしてその『ダル・ポンピエーレ』というイタリアンレストランは、食べログの

評価も上々♪ ちなみに、店名はイタリア語で「消防士」という意味なんだ

そうです。

 

イケフェスの時には、昼と夜の開店前に、特別公開されていました。
ここへも戻る時間がありませんでしたが。

 

こんな風に、みんなで建物を保存して、イベントで、その存在を知らせ、街全体で

古い建物を大切にしていく・・・やっぱり大阪はすごいなって改めて考えさせられた

今橋ビルヂングなのでした。

 

続きます。