新宿御苑の温室の側に、ひっそりと佇む、旧洋館御休所。
通常は閉まっているのですが、
月に2回、第2、4土曜日だけ公開されています。
一度、中を見てみたいと思っていたので、
まいみぃちゃんに付き合ってもらって、見学に行ってきました~。
残念ながら、中のお写真は撮れないので、外側からだけご紹介します。
新宿御苑は、元々、高遠藩主内藤家の江戸屋敷だった敷地が、
明治12年から宮内省所轄になったもの。
開国して、海外から皇室への贈り物として、様々な植物を頂くため、
それらを管理する温室が建設され、その後、欧米列国に並ぶ庭園を
造ろうと整備されていき、今のような形になっていったそうです。
この建物は、明治29年に建てられた、温室を訪ねる時の休憩所でしたが、
昭和天皇がゴルフなどのスポーツを楽しむ時のクラブハウスとなり、
時には賓客を招いてのパーティーなども開かれていたそうです。
それも、戦争を期に役目を終え、空襲でかなりの攻撃も受け、
少し前までは、御苑の職員の方々が事務室として使っていたそうです。
それが、2001年に国の重要文化財に指定されたため、
大正13年の姿に戻すべく、壁紙や床材などの調査、復元が行われ、
今に至っています。
この玄関のライトは、下から見ると、菊の模様になっているのが
わかります。
この窓の上の木の組み方などが、とても特徴的な建物になっていて、
アメリカで当時流行していたスティックスタイルというのを取り入れた
デザインになっているのだそうです。
ぱっと外観を見ただけだと、シンプルな昔の学校のような建物に
見えると思いますが、中へ入ると、「さすが皇室~!」と唸る装飾が
沢山ですので、是非、一度、見学に行ってみて頂きたいデス。
外観もよく見ていくと、
細かいところまで、とても優美で、女性的な装飾が施されていて、
当時の大工さんや職人さん達の技術に感嘆するばかりです。
手前の生成り色の壁の部分は、増築されたもの。
昭和天皇は、とても皇后を大事にされておられたそうで、
どこへ行くにも、いつもご一緒だったのだそうです。
当時の日本では、そんな風に女性が出歩くのは珍しかったそうで、
この御休所にも女性用の設備がなかったため、
浴室などが増築されたのがこちらの部分。
まいみぃちゃんと私は、
ここの建物が大好きな女性にガイドして頂きながら見学したのですが、
当時は、ここでお湯を使うこと自体が大変で、
わざわざ、皇室のボイラー技士を同伴していらしていた話や、
床材や絨毯の復元の時のお話や、ドアノブの話など
とても勉強になりながら楽しく見学できました。ありがとうございました!
真冬は暖房設備がなくて寒いようですので、
見学するなら、これからの季節がぴったり。
是非、是非、足を運んでみてください。お勧めデス。






