監督
ロブライナー
脚本
ウィリアムゴールドマン
製作
ロブライナー
アンドリューシェイマン
撮影
バリーソネンフェルド
音楽
マークシャイマン
原作
スティーヴンキング
配給・製作
キャッスルロックエンターテイメント
МGМ
日本ヘラルド
出演キャスト
ジェームズカーン(ポールシェルダン)
キャシーベイツ(アニーウィルクス)
リチャードファーンズワース(バスター保安官)
フランシススターンハーゲン(ヴァージニア)
ローレンバコール(マーシャシンデル)

ポールシェルダン(ジェームズカーン)は、出来上がった原稿を見せに山道を走つていたが、悪天候と吹雪のために、運転を誤り崖から転落してしまった。
かけつけた謎の人物により助けられたが・・・・・・。
オープニング曲に「ショットガン」を流す意表をついたところが
いかにもスティーヴンキングの映画らしい。

「あなたのナンバーワンファンよ」
原稿はしっかりと小脇に隠し持ち、持ち帰っていた。
彼女は「あなたの行動はファンなら誰もが知っている」と主張。
そして常にポールを監視するかのように見ていたそうだ。
彼女の名前はアニー。山で一人暮らしをしていた。
アニーも車でつけていたということか?それってストーカーでしょう・・・・

そのころ保安官は、
ポールシェルダンがもう3週間も帰っていないことに不信感をもつようになる。
雑貨屋を訪ねていてアニーについて問い詰めていた。
アニーはいつも決まって誰よりもはやく「ミザリーの子供」を買いに来るという。
そして変わったものも買っていた。
それはタイプ用の紙だった・・・・

アニーは「小説ミザリーの子供」が大のお気に入りでなによりもこの小説が楽しみで仕方がなかった。その中のヒロインがミザリーという名前なのだ。
仲良く看病していたかにみえたが、ついにそのときがやってくる。
「よくも・・・・やったね。ミザリーチャスティンを殺すなんて・・・」
あまりの豹変ぶりに驚いてしまうポール。

彼女はポールの小説はすばらしいと大絶賛するが、ひとつだけ不満があった。
それは「言葉が汚いこと」だった。
アニーは昔見た冒険物映画が昨日みたものと違うと逆ギレ。
ポールは「それはよくあることだ」というとアニーは本性を現したかのように恐ろしい表情へと変わった。
彼女は、変貌すると感情むき出しにして豹変する
怒鳴り散らしまくし立てるアニーにポールは思わず唖然。

ポールはアニーの異常性を悟りいろいろ家の中を探りに
別の部屋にいってなにかといろいろ調べていた。
そしてついでに薬を拝借したり。
そして・・・車のエンジン音が・・・・!

外出したかにみえたアニーが帰ってきた!!

保安官も見つけられなかったポールの車がそのころ発見されていた。
しかしポールの生存は絶望視され、捜索は事実上打ち切りという形で報道されていた。

アニーは小節「ミザリーの子供」の「ミザリーチャスティン」が
死んだことに腹を立て、不満を撒き散らす。
そして、彼女を殺した謝罪に、
私のためにミザリーを生き返らせろと身勝手に要求してきた。
原稿を書き直せということだ。

かわいらしくおめかししたアニー。
物語ができると聞いて上機嫌だからだ。
今夜はその祝いの食事だった。
しかし、ポールは、彼女のワインに毒をもろうとするが悪運強いアニーは
ワインのグラスをこぼしてしまう。
ツキのなさに唖然とする絶望的な表情のポール・・・・

なんと・・・彼女はおそるべき前科の持ち主であることが判明した
ポールは電話の中がないことを知り、電話がもともと使えないことにショックを受ける。

そのころ、老保安官がひとりの女性が出会い頭に車をぶつけそうになり暴言を吐き散らす女性を目撃していた。心あたりのある保安官は、彼女を気に欠けるように・・・・・。

保安官もまた彼女が前科の持ち主であることを知りいざアニーの家へ。

アニーは近づいて来る保安官を悟ったのか、ポールに気絶させようと毒薬の入った注射で攻撃しようとする。
反撃しようとするが刺されて意識を失ってしまうポール・・・・。

帰ろうとしたその瞬間なにかの物音に気が付く保安官。
まさか・・・・・。

「シェルダンさん?」監禁されていたポールをついに発見。
その瞬間。バーン・・・・・
その瞬間。バーン・・・・・
無表情のアニーが銃を構えて立ちすくんでいた。
希望は絶たれた・・・・。

いよいよ書き直したアニーのための「ミザリー」が完成しようとする瞬間アニーを呼び出したポール。
アニーは祝いのワインを持ってこようとするが、
アニーはショックでグラスを落としてしまう。
「君も同じことをしただろ?」
アニーのために書いたもうすぐ完成しようとするであろう書き下ろしの原稿が、メラメラと燃えていた・・・・

「やめて!」
「ミザリーが!私のミザリーがっ!」
その瞬間、ガツン!ポールの大反撃!



アニーの銃口が火を吹く!
うあああああああ~!アニーの悲鳴のような怒号
バーン。

一度タイプに頭を打ち付け、即死したかにみえたアニーだが、血みどろの顔となったアニーがいきなり襲いかかってくる。
うぎゃあー!
怒号をあげてポールに覆いかぶさるように襲うアニー。
阿鼻叫喚。
執念深いアニーの猛攻

ポールはあの惨劇から生還した。
ある日の食事中の会話でエンディング。
「いまだから言うけどあの恐怖体験を書いたらどう?」
ポールはミザリーを書き始めたからダメになったという・・・・。

「あの・・もしかしてポールシェルダンさん?」
「あなたのナンバーワンファンですのよ。」
「それはどうも・・・・。」
このブラックジョークではあったもののこのブラックな結末に背筋が寒くなりました。アニーの幻をみたポールは笑顔でにっこりとお礼。シュールなラストでした。
