
地球を旅立った999号は、初の惑星、火星へと立ち寄る。
そこで出会った2人の男女。
彼らもまた、機械人間を巡る悲しい宿命を背負った人たちであった。
車掌さん初登場シーン
え~まもなく火星~火星~火星へ到着致します。
停車時間は・・・・・
のお馴染みのフレーズ。

不気味なまでに赤い火星。
吸い込まれていくように999号はなだれ込んでいく。
999の長さが場面によって異様に違う場面がありますが、
これもまた演出なんでしょうね。(笑)

火星で出会ったこのおじいさんはなんと足だけが機械化していた。
高くて買えなかったらしい・・・・。
おじいさんの名言・・・「死ぬとき死ねない人間はみじめなものだ」
は、やっぱり突き刺さるものを感じました。

「鉄郎・・・パスだけは・・・パスだけはなくしちゃダメよ」
「999号に乗れなくなるわ」

彼女もまた機械人間の運命を背負う悲しい人物だった。
彼女は鉄郎に親しく近づいてくるがやはり罠だった・・・・・

鉄郎にパスをよこせと詰め寄ってくる。
わけがありそうだ。

かなしい事故が待っていた・・・・。
二人とも機械人間であった。
もとの暖かい血が通う人間に戻りたいという希望があったのだが、
その夢は無残にも残酷な運命により打ち砕かれた・・・・。

鉄郎は999号から火星の吹きすさぶ風の音をいつまでも
聞いているあのじいさんの姿を見ておりじいさんの「死ねないときはみじめなものだ」の言葉の意味を考えていた・・・・。
ただひとり残されたじいさんは
これからも火星を守っていくのだろう・・・・。


鉄郎はよくわかったようなわからなかったような表情するのが鉄郎らしいですね。
「ねえ・・メーテル・・・・あれはなんだったの」というラストのくだりはすっかりおなじみですね。

999号は悲しき火星のエレジー(悲歌)を聞きながら、火星をあとにした。
