リスト ハンガリー狂詩曲第8番 嬰ヘ短調 | ウルフオルフェノクが行く!

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春になりましたね。



序奏・・lento a capriccio.~
ラッサン・・Sempre lento malinconico assai.~

フリスカ・・Allegretto con grazia~
Presto giocoso assai


まず、いかにもハンガリー狂詩曲らしい、
ゆるやかだが重々しい序奏とラッサンが演奏される。

「カプリッチョ」とは、「戯れるように」みたいな意味だが、ちいさく
「mesto」とあるので、悲しみを持ってという意味になる。

カデンツァ的な序奏を通ると、センプレレント・マリンコニコ(悲しみをもって)の意味で時折情熱的な素早いパッセージが現れるなどリスト的な場面も見られる。

それが一旦落ち着くとさらに暗い歌がうめくようにうたわれる(pesante)=(重々しく)。

かなり情熱的な部分で一だんと高調しカデンツァ的な細かいパッセージを通ると、
「アレグレット コングラツィーア」(=気品を持って)
に入り明るい感じとなる。

ここからフリスカ。それがテンポを早めながら華やかなパッセージを含みながら、
次第に活気を帯びてくる。

いっそう、テンポをあげてヒートupされたところでクライマックスの
「プレストジョコーソアッサイ」(=非常に楽しげに)へと入る。

突き上げるような強烈なリズムが特徴で飛び跳ねるようないかにもフリスカらしい情熱的なリズムが繰り広げられていく。

そしてコーダへと入りより華やかになり強烈な和音の強打で荒々しくも
力強く曲を閉じる。