チャイコフスキー グランドソナタト長調 「大ソナタ」 | ウルフオルフェノクが行く!

ウルフオルフェノクが行く!

春になりましたね。

 
 
全4楽章からなる非常にスケールの大きいソナタです。
 
演奏に実に30から40分かかるという、大曲中の大曲で、
 
 
リストのロ短調ソナタが演奏が35分~40分くらい
というからそのスケールの大きさは他をよせつけないものがあり、
このソナタは4楽章形式ですが、
そのできばえはリストのロ短調ソナタといい勝負かなと思います。。
 
 
この一楽章はmaestoso e Risorutoで
いきなり出だしからフォルテシモの和音の連打に始まる、
強烈な大行進曲に始まるのですが、この曲を聴くたびに自分は
ベートーベンのソナタ28番の二楽章を思い出します。これも大行進曲。
あとチャイコフスキーのなかでは悲愴交響曲にも強烈な大行進曲がありますね
(ただしこの曲はスケルツォとタランテラの要素あり)。
 
規模の大きさはピアノ協奏曲1番を彷彿させますし、
おおがかりな発展や展開もピアノ協奏曲に似ている感じすら受けます。
 
ラフマニノフのソナタ2番も超絶技巧を狙った大曲であり難曲ですが
この曲もされにひけをとらない、かなりの高度な技術を要する演奏会向きの
大ソナタとなっております。
 
その力強さはむしろ男性的で、
男性的な力強さと迫力をかね添えています。