ファリャというと、摩訶不思議な不思議な和音の
独特のミステリアスな雰囲気がありますが、
この曲もその雰囲気があります。
この曲は全音のピアノピースにも入っている曲なので人気の高い曲でもあります。
突然始まる熱狂的で強烈な長いトリラーに誘導されて、
怪しげ、熱狂的で強烈、踊り狂う主題らしきものが姿を現します。
これが情熱的にさまざまな形に変化しながら、
最後はなにかがとりついたような
熱狂的な踊りとなり、断ち切るように強烈に終ります。
メリハリや思い切りがものを言うテクニックですが
さほど難易度はリストやショパンのエチュードの難しいものほど
などほどよりは高くなく、
短いですし以外と弾き易いわりには迫力があり、演奏効果もある、
ということから人気のある曲なのかもしれません。
なにかにとりつかれたような大げさすぎるほどの大胆な手の動きを必要とする曲でもあります。
難しいと感じるかどうかは意見が分かれるかもしれません。
テンポはさほど速くしすぎなくてもいいと思いますが、
そこそこ速くしないと効果の上がらない曲ではあります。
全体的になにか怪しげなグロテスクな雰囲気のある曲です。
「恋は魔術師」というタイトルもどことなく怪しい雰囲気がある曲ですね。
これは組曲になっていてこの有名な「火祭りの踊り」はこの中の曲です。
迫力もあり、弾き応えも十分あるので、十分発表会に向いている曲です。
弾いてみたいと思う人はびびらずドンドン挑戦してくださいね。
この曲は楽譜の無料サイトでダウンロードでも手に入りますが、
日本版でも十分入手可能です。出来れば全曲版がのぞましいですが、
圧倒的に単独版で出版しているところが多いようです。
あとピアノ名曲集に入っていたりしているようです。
全音ピース使うかどうかは使う人の判断と好みによりますが、
自分は出来るだけ全曲載っている楽譜をお勧めしたいです。