もう一ヶ月以上も前の事ですが、フィレンツェにある「シェフ養成学校」で日本食講師をさせて頂きました。
今年は、去年に続き2回目でした。
基本的にはイタリア料理のシェフを養成する学校なので、生徒達が習う料理の殆どはイタリアンだと思うのですが、
2年生になると、「各国の料理を習う」と言うプログラムが加わるそうで、
その一環として、和食の家庭料理を教えて欲しいと声を掛けて頂きました。
調理教室はこんな感じです。
生徒さんが多い時は、全員が近くに寄れないので、遠くからでも講師の手元が見えるようにとされた工夫だそうです。
朝9時~午後1時まで4時間の授業でした。
昨年は、4時間丸々と料理だけをしたのですが、結構疲れたので、今回は講義も入れることにし、「お味噌」について話をしました。
味見も必要かと思い、日本のスーパーで売っている物、私の母が作った物、そしてイタリアで手に入る白味噌、八丁味噌を持って行きました。
それぞれの風味の違いや塩気の違いに、とても興味深そうでした。
その他にも、出汁の説明と海藻の種類の説明など。
真剣にメモを取っている若いイタリア人の姿には、いつも街中で見かける同年代の子達とは違う表情で、本当に感心しました。
さて、最初の1時間はそんな感じで講義をし。。。
その後、3グループに分かれてお料理をして貰いました。
既に、学校側から生徒にレシピが配られていたので、それを見ながら自分達でドンドン進めていってくれました。
生徒さん達と一緒に作ったお料理は、
- 梅干し入りお握り (日本のアニメを見て育っている子達なので、殆どの子が知っていて、「お握りを作ります」と言った時に、皆で顔を見合わせて嬉しそうに笑っていました。)
- お味噌汁 (出汁も 昆布と鰹節で取りました。)
- いんげんの胡麻和え
- 人参とツナのサラダ
- 豆腐入りハンバーグ 大根おろしとポン酢を掛け
(醤油や味噌の他にも、日本独特な調味料がある事を知って欲しくてこのメニューを取り入れました)
- 豚の生姜オーブン焼き(私の定番メニューですが、マヨネーズが上に掛かっていて、オーブンで焼く事がシェフの卵ちゃん達には珍しかった様です)
アッと言う間に、試食の分も無くなってしまいました。
生徒さん達からは「美味しい!」と言われたので、嬉しかったですが、実は1つも味見が出来無かったのです。
(いつも食べてるので構わないのですが、ハンバーグや生姜焼きは焼き上がらないと味見が出来ない物なので、、、味見したかったなぁ~)。
そして、生徒達が副校長先生の所行って「今期にもう一回講義をやって欲しい!」と言ってくれたそうです。。。。感涙
最高の褒め言葉として受け取りました。
イタリア語で講義をする事は本当に緊張します。
十数年こちらに住んでいてもやはり文法もおかしいし、ボキャブラリーも少ないし。。。発音もRとLが変ですしね~
また、次回の為に勉強して、少しでも日本の食文化をイタリア人に伝えることが出来れば、と思わされました。
今日は長文になってしまいました。。。。
Grazie





