病院へ行った話。 | きらきらくらす

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北アイルランド(NI)でNI人の旦那さんと息子二人と猫1匹で暮らす私の日記です。
発達障害のあるカイ君(5歳)次男リク君(2歳)の子育て、NIでの日常のいろいろを書いています。

あんなに結婚式の準備の話を書いたのに、ひとつ書こうと思いながらも忘れていたので、まだ書きます・・・。


結婚式の3週間ほどまえに、病院へ行きました。

とはいえ、健康に問題はぜんぜん無かったんです。

健康診断でもありません。


理由は・・・

「結婚式に生理が重なりそうだったから。」


今じゃ、「なんだ、そんな理由。」っていえますが、花嫁としてはどうにかしたい問題だったわけです。

女性だとわかってくれるかな~と思うんですが、人生の大きな晴れの日だって言うことだけでなく、白のウエディングドレスを着るわけなんです。

フアフアのドレスで、普通にトイレに行くのさえ、大変なのに生理なんて対応できます?

もし、何かあったときには、着替えるわけにも行かない格好なんですよ!


結婚式に生理なんてありえない・・・。


というわけで、覚悟を決して病院へ。

彼の登録しているGPがいるクリニックはファミリー・プランニング・ユニットがあると聞いたので、そこへ出かけました。


そしたら開いている時間帯が午前数時間、午後数時間と限られていたため、その日はすごすごと帰る事に。

ついでにGPへの登録も済ませようと思いましたが、住所の変更・氏名の変更などを結婚後することになることと、ファミリープランニングユニットの利用はGPへの登録がなくてもできると利いたので、また今度にすることにしてその日は帰りました。


ちなみに、UKの医療サービスは基本的にNHSといって、国民健康保険みたいなサービスで無料です。外国人でもUKに長期、合法で滞在している身分の人は大体登録できます。

(学生時代は学生としてカバーされてましたし、今回は彼のパートナーとしてカバーされます。)

これを利用するには、まず申し込みをしてGPという担当ドクターをつけてもらう必要があります。そして、病気になったら、GPにまず見てもらって、専門医が必要な場合は専門医を紹介してもらう形になってます。


数日後、またファミリー・プランニング・ユニットが開いている日時に病院へ出かけました。

受付で待って、しばらくして看護婦さんに呼ばれ、生理を遅らしたいという事情を説明しました。

さすがファミリー・プランニング・ユニット、避妊・妊娠などの専門なので話が早く、会話もぜんぜん不愉快ではない。


が・・・

「う~ん。来るのがちょっと遅かったね。

今月の生理の前だったら、ピルで対処できたんだけど。」


ピルで対処できると思ってきたんですよぉ~。。。

ピルでちょちょいっと生理を数日遅らせたらよいのでは?とおもっていた私。

しかし、私ピルを使ったことが無いんです・・・。そして知識もそんなにない。


聞くところによると、初めてだと、副作用とかあるので2,3ヶ月前から使った方が良かったとのこと。

そして、その月の生理まえだったら、生理が始まった日から次の生理を遅らせるように、何とか無理して使うことも出来たけど、周期の途中からではすでに妊娠しているという危険があるので、使えないとの事でした。


どうしよう???

とあせっていると、やさしい看護婦さん、お医者さんに相談し、

「GPにみてもらうことになるけど、XXXっていう薬を出してもらうしかないね。」

という。


名前を忘れたんですが、その薬、特にややこしいことはないそうなんですが、いちおGPからの処方箋がないと買えない薬だそうで、ファミリー・プランニング・ユニットでは処方できないそうなんです。


しかし、私はまだGPに登録してない・・・。


事情を話すと、「どうせ、もうすぐ登録するんだし、今回は緊急って事でみてもらいなさい。」


といわれる。


そこで、GPにみてもらうべく、別の階へ移動して事情を説明。ファミリー・プランニング・ユニットからまわされたことを言い、どうしてもGPにみてもらいたいとお願いした。

そして、GPに登録する権利があることを主張。


すると、GPに登録するんなら、ってことで、パスポートや、昔のGPカード(学生の頃のもの)などを提出。

しかし、彼の保険の元にNHSを受けることになるらしく、彼のパスポートなどが必要だといわれました。


そこで、私は一旦帰宅、彼の書類を一切持って、またクリニックへ。


その書類を提出すると、なんとか午後最後のアポが取れました。


このとき、2時。予約は5時・・・。


また一時帰宅。


そして、5時に出直したのです。

そして待合室で待つこと20分、患者さんがみんな帰って私が一人きりに・・・。


忘れられたのかと思った頃呼んでくれて、中に入ると男性のお医者さんが

「どうされましたか?」


事情を説明すると、彼はむっとした様子で、


「あのねぇ、これは緊急じゃない用件だよね!

NHSに登録してない人は、緊急時しかアポは取れないんだよ!

緊急時っていうのはねぇ・・・」

と「緊急時とは何か」を書いた紙を探し出した。


私は、こっちにきたばっかりで、NHSへの登録が完了してないだけのこと、

ファミリープランニングユニットで済むと思ったら、GPの処方箋が必要だと急に言われたということ、など説明したのに・・・。


受付で、「緊急」といってだまして入ってきたわけではなく、受付でも事情を説明して、GPに通してもらっている。


そういうことと、式の準備で忙しい中、一日にこの病院へ3回も足を運んでいることなどが重なって、このGPのあんまりな対応にがっくりした。


「緊急時って言うのはいかなる時か?」なんて説明は要らないのだよ・・・。そんなに早く家に帰りたいなら、さっさと処方箋をくれればいいのだ・・・。

と思って、「緊急時のリスト」を探す彼をみていたら、私の冷たい視線に気づいたのか、彼は「まぁ、もう君はここにいるんだし・・・。」とリストを元に戻しました。


そして、ファミリー・プランニング・ユニット(FPU)でも聞かれたような、「次の生理の予定日は?」などの質問がなされる・・・。

しかし彼、明らかに、この種の「女性のこと」になれてないらしく、

FPUのスタッフとは大違い。

言葉使いからして違う。

生理の予定日は、FPUでは 「Period が Due」 なのだが、この医者によると、「Bleeding が Start」なのだ。

あきれた・・・。流血ってわけではないんだよ。 ちょっとした言葉遣いで、女性が嫌な思いをしないでいいようになるのに、気が利かない。


あきれたので、簡潔に質問に答えていると、さすがにコチラの不機嫌さに彼も自分の態度に反省したのかちょっと優しくなって、「彼はここの人?」とか「どこからきたの?」とか普通の会話が成立した。


結局は、彼も忙しいお医者さんで、いつも患者の気持ちを考えるとこは出来ず、特に生死に関わる問題でもない、単なる「生理を遅らせる」なんて用件には特に患者の気持ちを考える余裕をもてなかったのだろう・・・。

最後には普通に優しいお医者さんで、処方箋をくれた。


病院からの帰り道、なんだかとっても悲しくなって泣いてしまった。

式の準備をスケジュール通りこなしていかないといけないというストレスのあった日々で、病院に3度も出向き、何度も事情を説明したり自分なりにがんばったのに、最後にやっとたどり着いた医者が「緊急時じゃないのに、来るな」的なことを無意識に発したことが、なんだかとても悲しい気分にさせた。


彼はまだ結婚してないか、結婚してても、式の準備は奥さん任せだったな・・・と半泣きで、根暗に、妄想しながら家へ帰りました。

だって、人生で1回の大事な結婚式に生理が重なりそうだってことが、「緊急事態じゃない」とストレスでイライラが頂点の花嫁にいえるなんて、経験が無いとしかいえない・・・。


こんな様子で、半べそで帰ってきた私を見たクマちゃんは、「どうしたの?」とあせっていた。

ひどい病気が見つかったとかかと思ったらしい。

「嫌な医者だっただけ・・・。」と説明すると、ほっとしていた。


次の日、もらった処方箋をもって、薬局に行くと簡単にお薬が手に入り(そんなに高くも無かった。)、生理の予定から3日まえからその薬を1日3錠飲むことで、見事に生理は回避されたのでした・・・。


そして、しっかり、飲むのをやめた日から3日で生理がきた・・・。

すばらしい、薬だな。


でも薬は嫌いなので、もう飲みません。