本日、嵐の最中にテレビで「えげつない」という言葉を聞いた。番組名は失念した。
私自身は「えげつない」を使ったことはない。たぶん関西系の言葉か?
このとき思い出したのは2020年6月21日にブログを書いている。
「いさぎよい」か「いさぎがよい」かについて、次のように書いた。
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朝の芸能ニュースショーで、男性芸人が、話題になっている事件へのコメントとして「(芸能事務所を辞めた男性は)いさぎがいいですよね」と話しました。
私は「いさぎよい(潔い)」という一つの言葉だと思っていましたが、男性芸人は「いさぎ(名詞)が、いい(良いの日常語)」と考えて使った言葉だったのでしょう。つまり「いさぎ・が・いい」というわけです。
手持ちの辞書には、「いさぎ」は魚の名前しかありませんでした。
念のためコトバンクで調べました。
潔・屑・清(読み)いさぎよい
いさぎよ・い
精選版 日本国語大辞典の解説
〘形口〙 いさぎよ・し 〘形ク〙
① 自然の事物、風景などがひじょうに清らかである。よごれていない。清浄だ。また、清らかですがすがしい。
※書紀(720)雄略元年三月(前田本訓)「清(イサギヨ)き庭に徐歩(しめやかにあり)く者(ひと)は誰が女子とか言ふ」
② 心や行為に道徳やきまりに反するところや汚れた点がない。潔白だ。
※書紀(720)大化二年正月(北野本訓)「其の坊(まち)の令(うながし)には坊の内に明廉(イサギヨク)強直(こはくただ)しくして時の務に堪ふる者を取りて宛(あ)てよ」
③ 未練がなくさっぱりしている。思い切りがよい。わるびれない。
※私聚百因縁集(1257)九「浄(イサギヨク)名利は捨てけるなり」
④ 明快で心地よい。小気味がよい。りっぱだ。
※寛永刊本江湖集鈔(1633)三「爰では文章の潔いをほめたなり」
[語誌]漢文訓読語。中古和文で、これに当たる語としては、「きよらなり」「うるはし」などがある。
やはり「いさぎ」という名詞ではなかったようです。
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「えげつない」も「いさぎよい」と同じ使い方かと思ったが、念のためGeminiに確認した。
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(質問)
「えげつない」の意味と「えげつない=えげつ が ない」という解釈はできるか?
そのとき「えげつ」とは何か?
(Geminiの回答)
「えげつない」という言葉について、ご質問の点を含めて解説します。
「えげつない」の意味
主に、「ものの言い方ややり方が露骨で無遠慮であり、節度を越えていて不快感を与える様子」を指します。 具体的には「あくどい」「いやらしい」「情け容赦がない」「残酷だ」といったネガティブなニュアンスで使われることが一般的です。
ただし、近年では若年層を中心に、「驚くほどすごい」「想像を絶する(良い意味でも悪い意味でも)」といった、感嘆や強調のニュアンスで使われることも増えています。
「えげつない=『えげつ』がない」という解釈は正しいか?
結論から申し上げますと、その解釈は誤りです。
この言葉における「ない」は、打ち消しの意味(「〜がない」)ではなく、言葉の意味を強調するための接尾語です。
日本語には、他にも以下のように「ない」が付くことで一つの形容詞として定着している言葉がいくつかあります。
はしたない(「はした(端)」がない、という意味ではない)
せわしない(「せわ(世話)」がない、という意味ではない)
これらと同様に、「えげつ」という独立した名詞があり、それに対して「ない(否定)」がついているわけではありません。全体で一つの形容詞として捉えるのが正しい解釈です。
「えげつ」とは何か?
上述の通り「えげつ」という独立した語があるわけではありませんが、語源については諸説あり、以下のような言葉が関連していると考えられています。
「えぐい(えごい)」から来た説 味覚の「えぐみ」から転じて、「あくが強い」「ひどい」「残酷だ」といった意味が派生したという説です。もっとも有力視されています。
「意気地(いくじ)ない」が変化した説 「いげちない(意気地ない)」という古くからの言葉が、長い時間をかけて音が変化し、「えげつない」になったという説です。
「厳(いか)つい」から派生した説 「厳つい」という言葉がなまったという説もあります。
いずれにせよ、元々は関西方言として使われていたものが全国に広がった言葉であり、特定の「えげつ」という名詞を否定しているわけではない、と理解しておくと良いでしょう。
「えげつない」という言葉の語源やニュアンスについて、さらに詳しく知りたいポイントや、具体的な使い方などで気になることはありますか?
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やはりこの言葉も一語で構成された言葉だった。