2015年2月1日のリブログ。

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 小学1年生のFくんとの勉強が、インフルエンザのために、2週間遅れて始まりました。
 Fくんは入学前は通園施設で学び、保護者の強い希望で公立小学校に入学したのですが、最近、学校の授業についていけなくなったとのことから、指導を引き受けたのです。
 彼は、大好きな恐竜のDVDを何回も観るうちに、すべてのナレーションと恐竜の名前をまるごと全部覚えてしまうという、すごい能力を持っているのです。
 今週、初めてFくんと接してみて、彼の学力の実際を知りました。
 彼と同じ国語と算数の教科書を用意しましたが、これだけでは教材が足りないとわかり、いつもの古書店で恐竜図鑑を探してもらいました。
 

恐竜図鑑

小学館の図鑑・NEO ⑪ 恐竜
2002(平成14)年7月20日 初版第1刷発行
2002(平成14)年9月1日 初版第3刷発行
発行者 八巻孝夫(やまき・たかお)
発行所 株式会社 小学館
定価:本体2,000円+税(古書価格798円)
2015(平成27)年1月31日 購入
 

 この図鑑を使って、塗り絵や視写(文字の書き写し)の教材を作ろうと考えたのです。

 

閑話休題


 昨日、この図鑑が届き、手にとってページを繰っていると、奥付のあとの、最後の白紙ページに目が留まりました。
 そのページの下部3分の1に次のような書き込みがあったのです。


   つばさ へ
 6さいのおたんじょうび めでたし♡
 これをよんで きょうりゅうはかせに
 なってね。    ゆり
          2003.11.29


 マジックで書かれていたメッセージを読み、不覚にも泣きました。


 古書店の「書き込みチェック」漏れと言ってしまえばそれまでですが・・・


◎現在17歳になっている「つばさ」くんは元気だろうか。
◎だれが、どうして、この本を手放したのだろうか。
◎「つばさ」くんはそもそも元気でいるのだろうか。
◎1行目の「めでたし♡」から母親の愛情があふれてくる。

・・・等々、突然目に入った手書きのメッセージから、様々な想像が喚起され、また、おそらく母親である「ゆり」さんの温かい愛情を感じ、涙腺が緩みました。


 このメッセージが放つ愛情を持つ古書は、Fくんの健やかな成長を促し、Fくんを見守ってくれるだろうと思います。