外山滋比古の著書に「乱読のセレンディピティ」があります。この本は数年前に紙版を読みました。現在は紙版は古書店に売ってしまって無いので、割引価格で出ているkindle本を買いました。
「セレンディピティ」を辞書(ロゴヴィスタ版)で引きました。
(大辞林4版)
セレンディピティー[4]《serendipity》
思いがけないものを発見する能力。特に、科学分野で失敗が思わぬ大発見につながったときなどに使われる。セレンディピティ。〔おとぎ話 The Three Princes of Serendip の主人公たちがこの能力をもっていることから。イギリスの作家H=ウォルポールの造語〕
(広辞苑七版)
セレンディピティー 【serendipity】
(お伽話「セレンディプ(セイロン)の三王子」の主人公が持っていたところから)思わぬものを偶然に発見する能力。幸運を招きよせる力。
広辞苑のほうが、単刀直入で分かりやすいと思いました。
この言葉は、たしか同じ著者の「思考の整理学」で知った言葉です。
この本も教員時代に、まさに穴のあくほど読み、後輩にプレゼントしたことも数回あります。良書なので数冊買って配りました。
アマゾンの商品説明をひきます。
乱読のセレンディピティ【文庫電子版】 (扶桑社BOOKS文庫) Kindle版
一般に、乱読は速読である。それを粗雑な読みのように考えるのは偏見である。ゆっくり読んだのではとり逃すものを、風のように速く読むものが、案外、得るところが大きいということもあろう。乱読の効用である。本の数が少なく、貴重で手に入りにくかった時代に、精読が称揚されるのは自然で妥当である。しかし、いまは違う。本はあふれるように多いのに、読む時間が少ない。そういう状況においてこそ、乱読の価値を見出さなくてはならない。本が読まれなくなった、本ばなれがすすんでいるといわれる近年、乱読のよさに気づくこと自体が、セレンディピティであると言ってもよい。積極的な乱読は、従来の読書ではまれにしか見られなかったセレンディピティがかなり多くおこるのではないか。それが、この本の考えである。乱読によって思いがけないものを発見する能力〈セレンディピティ〉が起こることを教えてくれる。 「本は身ゼニを切って買うべし」「知識と思考」など、「知の巨人」が思考を養い人生が変わる読み方を伝授 !
