教職員が多忙な勤務を強いられているとする新聞記事を読みましたが、3名の識者の論考は学校現場の実態に迫っているものとは言い難い内容であったと思いました。

 

先のブログで私は

 

 教師自らの意識改革が絶対に必要だと思います。教師には2つのタイプがあるようです。「学生時代から、自らがその部活動(音楽を含む)を経験していて、指導が得意」なタイプと、「校務分掌上割り当てられ、興味関心がなく、しかたなくやっている」タイプです。

 

と書きました。現場教師の抱く多忙感の要因の第1は、「部活動における生徒の指導を終えてから教育事務や教材研究を始める」ことにあります。

他地区の方々は「部活動といってもそれほど遅くまで指導するわけではないでしょう?」とおっしゃるかもしれませんが、私が勤務していた頃の居住地では、小学校でも保護者の送り迎えの協力を得て、午後8時過ぎで解散というのが「当たり前」になっていて、日付が変わる深夜に退勤することに、教職員自身が慣れているという状況でした。同期に中学校の教頭になった人は、「学校の教頭はまるでセブンイレブンだ」と言っていました。

教職員自体がそれを誇りに思っているふしがありました。教頭をしていた私は、何度となく「部活動なしの日」を設定しましたが、悉く有名無実化してきました。部活動を充実させたいという保護者と一部の「その部活動の指導力があり、部活動が好きな教職員」の「熱意」に押され続けたことが原因でした。中学校では尚更、このような状況が強かったと思います。

県内では運動能力が極めて高い居住地でしたが、管理職選考では、他地区に大きく水をあけられているという状況がありました。勉強をする時間が取れないというのが原因でした。

 

(つづく)