昨年の10月まで国語と数学を教えていたCさんが、母親とともに高校卒業の挨拶に来てくれました。
私がCさんを教えたのは彼女が高1の7月から高3の10月までですが、Cさんは4歳のときから今月まで妹の英語教室に通い続けてくれました。ですから本人も母親も感慨一入ひとしおで、私の妹が「記録を見ましたら2002年から14年間も通ってきてくれたのですね」と話すと、母親は思い出が甦ったのでしょう、大粒の涙を流して号泣し、私の妹ももらい泣きしました。
Cさんは、小学生の頃から絵画教室で勉強していて洋画家を目指していましたので、昨年10月に、難関の美術系学部のある有名私大のAO入試を受験し、見事に合格したのです。合格後、将来について考えを巡らし、大学在学中に絵を描くことだけではなく、美術について視野を拡げたいと思ったそうです。
Cさんが私にプレゼントをくれました。
東京銀座の伊東屋でパーカーボールペン「アーバン」を買ってきてくれたとのこと。
美しさとともに気高さをも感じさせるボールペンに感激しました。真珠色のエレガントなボールペンは、まさにCさんのイメージです。
翌日、お礼の葉書に「生涯の宝物にします」というメッセージとともに、「芸術家としての感性を深めるためにも、ぜひ日本の伝統美術と日本史を勉強してください」と、Cさんに言い続けてきたことをダメ押しのように書いてしまいました(苦笑)。

