昨日の民放ニュースショーで、「方言ラジオ体操」を紹介していました。腹を抱えて大笑いしました。その中で、まったく聞き取れず、理解できない方言が2つほどありました。本当に、みんな日本語なのかなぁ、日本語は一筋縄では理解できないものだなぁ、と考えました。

 方言といえば、思い出したことがあります。
 数年前、神戸市から居住地への帰路、私を迎えに来てくれた妹から「命拾い」の記念に贈呈された『明鏡国語辞典 第二版 大型版』を新幹線の車中で読みふけっていました。
 そのとき、「歩く」の項に、驚くべき記述を発見したのです。
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ある・く【歩く】 (略)
◆「あるって」「あるった」は東日本の方言的な言い方。
(『明鏡国語辞典 第二版 大型版』より)
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 いやはや、日常使っている「歩って」(あるって)が東日本の方言だったとは!
 「あるいて」の「い」が「っ」に変化したのでしょうね。
 そして、今朝、たまたまチャンネルを回した民放の「旅サラダ」という番組の、コーナーの名称を見て、あ、これも同じかも!と思いました。そのコーナーは「週末行ってみっか!」といいます。 いわゆる標準語でしたら「行ってみるか!」となるはずですね。東日本の方言がメジャーな番組のコーナー名になっていました。

 もう一つ、方言に関して、発見したことがありました。
 先日ブログにも書きましたが、居住地の公立図書館に出向き、図書館利用カードを作りました。図書館カードの表には、居住地の灯台下に咲く植物の写真がありました。
 驚いたのは、カードの右上。「ツワブキ・犬吠埼」とあります。

図書館利用カード


 この「ツワブキ」のことは、還暦間近のこの年齢になるまで「ツヤブキ」と呼んでいました。
 先日、ブログにも書きましたが、この「ツヤブキ」、いや「ツワブキ」は、我が家の庭の、木蓮の根元に群生していたので、よく知る植物です。
 弟が子供のころ、腕を大やけどしたときに、外科医院の先生から、「ツヤブキの葉でやけどを覆うと治りが早い」と教わり、当時、母が近所からツヤブキを分けてもらい、我が家の庭に植えたのです。以来数十年間、群生しているのです。
 家族に聞いても、隣近所の人に聞いても、教室に来る生徒に聞いても、みんながみんな「ツヤブキ」といいます。しかし、今、ちょうど開いていた明鏡二版大にも、「つわぶき」で立項されていました。
 「ツヤブキ」は居住地周辺の方言なのかもしれません。「艶(ツヤ)のある蕗(フキ)」という意味で。