1つだけ木蓮の花
 7月29日の朝、2階のベランダで洗濯物を干しているとき、ふと下を見ると、赤いものが目に入った。木蓮の木のてっぺんに木蓮の花が一つ咲いていた。
 パソコンの「庭に咲く草花」フォルダの写真データを確認すると、我が家の庭では4月下旬から5月上旬まで咲き誇る木蓮の花なのだが、木蓮に訊いてみたい。「どうして今頃、1つだけ花を咲かせたの?」と。



読みたいと思う本が9冊も! 7月26日の新聞書評欄
 読売新聞の書評欄「本よみうり堂」には、切り取ってデータベース「教材帖」に保存した書評が9冊分もあった。以下、のりづけした「教材帖」のページ順。

① 『昭和史講義 最新研究で見る戦争への道』
  筒井清忠編 ちくま新書 880円


② 『山怪』
  田中康弘著 山と渓谷社 1200円+税
  ※さっそく購入して読んでいる。


③ 『骨が語る日本人の歴史』
  片山一道著 ちくま新書 820円
  以下、書評から一部引用
  --ここから
  弥生時代は、殺傷痕を刻まれた人骨が物語る動乱の時代。
  しかし、大陸から来た渡来人が縄文人を駆逐したわけでは
  ない。古墳時代に入り、特権階級が高身長になる。奈良・
  平安時代は冬の時代。火葬の普及によってまともな骨が
  出土しなくなる。身長はだんだん小さくなり、江戸時代に
  最小になるが、明治以降反転して、現代人は劇的に高身
  長化した。
  織田信長や聖徳太子の有名な肖像画はとんでもない、
  司馬史観はおかしい、と著者は述べる。骨からどうしてそう
  いう結論が導かれるのか、それは読んでからのお楽しみ。
  --ここまで
  (書評を読んだ感想)
  うわーっ、こんなに面白そうな本があるんだなぁ!!

④ 『戦後史の解放Ⅰ 歴史認識とは何か』
  細谷雄一著 新潮選書 1400円

  (書評を読んだ感想)
  いつもブログで勉強させていただいている秀雄さんの
  『秀雄のブログ』にコメントを書かせていただいたときに、
  本書のことを書いた。いつか必ず読みたいと思う。
  日本史や世界史を暗記教科と思っている生徒や大人
  にも読んでもらいたいと思った。
  現在、高校では日本史が選択科目になっているので
  “中学校を卒業して以来、日本史を学んでいない”と
  いう高3生の話を聞いて愕然とした。数日前の実話だ。

  近日中に「教室だより」に、歴史の勉強法を中・高生
  向きに書いてみたいと思い、準備を始めた。

⑤ 『氷河期以後 AFTER THE ICE 上・下』
  スティーヴン・ミズン著 青土社 各4500円


⑥ 『陸前高田 2011 ─ 2014』
  畠山直哉著 河出書房新社 3900円
  書評の見出し「わからない。けど生きる」
  書評の最後の文章が心に焼きついた。
  --ここから
  「単純な物言い」には堕さない。「複雑」なままでいい。
  僕たちはまだ未曾有のなかにいる。

  --ここまで


⑦ 『「音」と身体のふしぎな関係』
  セス・S・ホロウィッツ著 柏書房 2500円
  書評の見出し「聴力の起源から説く」

  (書評を読んだ感想)
  後日、読んでみたいと強く思った。いつの日か、
  “両耳”で、好きな音楽を聴きたいものだ。

⑧ 『ジャスト・ベイビー JUST BABIES』
  ポール・ブルーム著 NTT出版 2800円
  書評の見出し「道徳性の形成過程」

  (書評を読んだ感想)
  大学、大学院を通して、ピアジェやコールバーグの原書
  をたくさん読んだ。当時の教授が言っていた。
  「君たちが、10数年前の学生だったら、ピアジェやコール
  バーグの原書を翻訳しただけで文学博士の学位を取れた
  だろうに。そんな時代が本当にあったのだよ。それに比べ
  て、教育学博士の学位を取るのは至難の業だ。君たちも
  苦労するね(苦笑)」と。


⑨ 『原爆供養塔』
  堀川惠子著 文芸春秋 1750円
  書評の見出し「死者の本当の気持ち」
  書評の冒頭は次のような文章で始まっていた。
  --ここから
  原爆について頭では知ったつもりになっていた。
  でも何もわかってはいなかった。そんな著者の
  思いがストレートに伝わる本だ。読者もまた、
  著者の思いを必ずや追体験することになる。
  --ここまで



毎回録画しておきたい珠玉の歌謡曲番組
 演歌好きの母に、母の友人が教えてくれたテレビ番組があって、我が家では3か月ほど前から観るようになった。

『日本の名曲 人生、歌がある』
BS朝日 毎週水曜日 19:00~20:54

 五木ひろしさんが司会をしている番組で、私は、五木さんが、日本の歌謡曲の衰退を憂えてテレビ局に働きかけて制作している番組なのかもしれない、と、想像している。歌のうまい歌手しか出演しないのが、とてもよい。
 番組の目玉は「トリビュート・タイム」といって、毎回、1人の歌手を取り上げ、その歌手のヒット曲を出演者たちが歌うという企画である。最近では「坂本冬実」、「三橋美智也」、今週は「春日八郎」をトリビュート(顕彰)していた。

 祖父母や両親が歌謡曲が好きだったで、私は幼い頃から、NHKの「思い出のメロディー」、東京12チャンネル(現テレビ東京)の「懐かしの歌声」などを家族揃ってよく観ていた覚えがある。

 「思い出のメロディー」で聴いた「旅の夜風」(映画「愛染かつら」の曲)が、なんとも好きで、小学4年生の頃、学校の授業で使い始めたリコーダー(たて笛)で、「旅の夜風」をよく吹いた。
 前奏~1番~間奏~2番~後奏と吹いていると、祖母がしきりに感心するので、とても嬉しかったことを覚えている。懐かしい思い出だ。
 「懐かしの歌声」は、コロムビア・トップ・ライトの司会が軽妙で、子供心に「おもしろいおじさんたちだなぁ」と思っていた。
ラ/#ソ/ラ/♭シ/ラッ/ファ/ レー、ラ/#ソ/ラ/♭シ/ラドシ/♭シー、
ラ/ソ/ファ/ミー、ミ/ファ/ソ/ラッ/♭シ/ラー
 ・・・というテーマ音楽が大好きで、「旅の夜風」とともに、よく吹いたものだ。

 リコーダーといえば、学校からの下校時に、興に乗ると家まで「旅の夜風」や「銭形平次」を、ピーヒャラピーヒャラと吹きながら帰っていた。
 学校から自宅までが徒歩5分程度だったので、前奏からフルコーラスを吹き始めると曲の途中で到着してしまうので、「今日は前奏から1番まで。間奏は面白いから吹くが後奏は、なし」などと自分に言い聞かせながら吹いていた。
 道中、近所のおばさんたちから「あらぁ、(素人学者)ちゃんが、また“愛染かつら”を吹いているよ」と褒められて得意になっていたが、母から「恥ずかしいから止めなさい」と厳重注意を受けたことも懐かしい思い出だ。