いつも素敵な音楽を聴かせていただいている、よはなさんのブログで、6月19日はエンニオ・モリコーネの映画音楽を聴かせていただきました。
 映画『AMERICAN SNIPER』という映画の音楽でした。
 この日のブログで、よはなさんも
> トランペットが続きますね(*^__^*)
とお書きくださっているとおり、この日の音楽もトランペットの演奏曲でした。
 よはなさんのブログでトランペットの音楽が流されると、不思議に私に幸運が舞い込んでくるという「流れ」ができました(笑)。

 音楽を聴いていて、「あれっ?!」と思いました。というのも、曲のテンポも伴奏もまったく違うのですが、たしかに、私がよく知るニニ・ロッソの『夜空のトランペット』の旋律でした。

 私は中学入学とともに吹奏楽部に入部し、楽器を選ぶ前日、遊びに行った友人宅で聴いたレコードが、まさに、ニニ・ロッソの『夜空のトランペット』でした。
 この曲を聴いて、吹奏楽部でトランペットを選びました。

 
学生時代にはニニ・ロッソのレコードを数枚持っていましたが、今はもうありません。ニニ・ロッソの演奏がとても懐かしくなって、一昨日、CDを買いました。値段が安い割りに、ニニ・ロッソの主要曲がほとんど入っていました。なぜか音質はイマイチでしたが、懐かしさがこみ上げてきました。



 実は、私はニニ・ロッソの生演奏を2回、聴いています。


 1回目は、二十歳のとき。大学の同級生(しかも、美人さん!)がチケットを用意してくれて私を誘ってくれたのです。
 これが「人生最大のモテ期」だったのかもしれません(笑)。
 千葉県文化会館の大ホールを沸かせる素晴らしい演奏に感動し、帰路、二人で食事をした後、レコードショップでニニ・ロッソのレコードを買ったのでした。


 2回目は、ニニ・ロッソの最晩年、彼が私の居住地の文化会館に来たのです。当時の勤務校の隣に文化会館があったので、職場の同僚と聴きにいきました。しかし、私が二十歳のときに感動した演奏とは程遠く、がっかりしたのでした。

 私は就職した1979年、両親の了承をとりつけ、夏と冬の2回のボーナスを貯めて、東京銀座のヤマハ本店に出向き、トランペットを買いました。
 当時、アメリカのバック社のストラディバリウス・モデルが定番でしたが、私は、親日家のニニ・ロッソがヤマハの「プロモデル」を使っていたことから、中学時代からヤマハに対する憧れがあり、当時、開発されたばかりの「カスタム」を買おうと決めていたのです。

 ヤマハ本店に行き、来意を告げると、広い試奏室に通されました。


 驚きました。30数本のトランペットが次々と運ばれ、

「どうぞ、ごゆっくり、納得のいくまで、試奏なさってください」

というわけで、さすがは「ヤマハ本店」だと、本当に驚き、感動ました!
 小一時間、試奏させてもらって選んだのが、オーケストラ仕様の、以下の写真のトランペットです。

トランペットケース1

トランペットケース2

トランペット1

トランペット2


 このトランペットは、私の青春時代とともにありました。居住地のオーケストラや管楽器研究会で演奏しました。勤務校でも合奏部の子どもたちを指導しながら吹いたものです。

 私がトランペットを公の場で演奏しなくなって、すでに20年、完全に吹かなくなって10年以上経ちますが、毎年1回、メンテナンスとして、部品を分解して、本当のお風呂に入れながら、専用の洗剤で管の内部を洗浄しているので、40年近く経った今も、楽器としては完全に現役です。


 もう一本、トランペットを所有しています。
 2003年、仕事帰りに出張先に近いショッピング・モールに立ち寄ると、山野楽器があったので、趣味のリコーダーを買おうかと立ち寄ったところ、下の写真の、かわいいトランペット(と、言ってよいかわかりませんが)を見つけました。


 タグに「ベビー・トランペット」とあり、よいネーミングだなぁ!と感心しながら、値札を見ますと「19万8千円。このくらいするよなぁ」と思い、立ち去ろうとすると、店員さんが「かわいいでしょ?」と声をかけてきました。私が、あまりに熱心にショー・ウィンドウを見ていたので声をかけたとのこと。

 「19万8千円では買えないね」と言うと、

「お客様、、19万ではなく、1万9千8百円ですよ」

「えーっ?!買ったぁ!!」
というわけで、リコーダーではなく「ベビー・トランペット」を買って帰りました。

ベビートランペット1

ベビートランペット2


 値段の割りによく鳴る「ベビー・トランペット」で、全校集会などで演奏を披露するなど、楽しい思い出の詰まった楽器です。

 以上、思わぬ思い出話を書いてしまいました。