私の愛読書『幻の旅路』の著者で、ブログでもお付き合いのある大湾節子さんから教わったことを、今回のブログの話題にします。
 ここに書くことは、大湾さんの許諾を得ています。

 大湾さんは、現在まで数十年、アメリカ在住の女性で、ご主人はアメリカ人です。現在、大湾さんは写真展の準備をなさっています。

 ブログの表題は“『The Interview』の「The」”となっていますが、この映画のことを書くわけではありません。

 以下に、大湾さんとの会話(ブログ上のコメントのやりとり)を、抜粋して紹介します。(太字にしたのは、このブログの筆者による)

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(素人学者)
 映画『The Interview』を片仮名で書くと、「The」は「ジ」になると思うのですが、なぜか日本のテレビでは『ザ・インタビュー』になっています。

(大湾節子さん)
 今英語の発音を確かめました。
 発音学的には、学者さんがおっしゃるように、『ジ』が正しいそうです。
 私もそう習いました。

 しかし一般では、放送でさえ、その発音はフォーマル過ぎて、使わないそうです。
 誰でも、いまは『ザ』を使っていて、そういえば『ジ』と発音するのを聞いたことがありませんでした。

 最近は全く意識していないで、話したり、聞いたりしていましたが、この映画の題名も『ザ・インタビュー』とこちらでも呼ばれています。

 こちらの言葉も時代に応じて変化して、堅苦しい発音はしないそうです。そういう事情でした。

 言葉は時代とともに変わっていき、アメリカ英語も同じです。
 人々は、母音と子音の違いによって発音を変えるということなど、面倒でしなくなったのでしょう。

 この発音法は、少なくなったというより、『殆どしない』といったほうがより正確だと思います。

 ただし、『英国』では知りません。
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 まだ新年が始まって2週間も経っていませんが、おそらく、いや、間違いなく、“母音の前の The を、今では「ジ」と発音しない”という事実は、私にとって、「2015年重大ニュース」のベスト3に入るでしょう。

 私は、学生時代から今に至るまで「辞書好き」とともに「英語好き」です。ブログのプロフィールにも書きましたが、生まれ変わったら翻訳家になりたいと思いますし、もう少し体調が整えば、今でもボランティアで翻訳の仕事をしてみたいとさえ思っているくらい英語が好きなのです。
 大学4年のとき、就職に役立つかもしれないと思い、受験と名のつくものは高校受験と大学受験しか経験しなかった私が、英検2級を受験して合格。続いて1級を受験し、1次の筆記試験は合格したものの2次の面接試験で落ちました。次の試験は1次が免除になるので、2次だけ受ける手続きをしたのですが、教育実習や教員採用試験に重なり、涙を呑んでキャンセル。以降、教職に就き、受験機会を失いました。
 大学院生のときは、大学事務局から外国人留学生のチューター(世話人)を依頼され、会話を楽しみました。

 現在愛用している『プログレッシブ英和辞典 第三版』(電子辞書版)で、the を確認しておきます。

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 字が小さくて見づらいですが、昔ながらの表記です。
 『スーパーアンカー英和辞典 第四版』も『ビーコン英和辞典 第二版 小型版』も同様でした。

 最後に、大湾さんに敬意を表して、ご著書を紹介しておきます。
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幻の旅路

幻の旅路 1978年~1984年ヨーロッパひとり旅
2010(平成22)年8月30日 初版第1刷発行
著者  大湾節子(おおわん・せつこ)
発行者 堀内明美(ほりうち・あけみ)
発行所 有限会社 茉莉花社(まつりかしゃ)
発売所 株式会社 本の泉社
定価:本体2,800円+税
<帯>
東京を旅立って40年、ついに彼女は日本に戻らなかった
遠い昔、遙かな道程
緑なす山々、幻の旅
まだ若く独身だった日々の、一人だけのヨーロッパ冒険旅行
それは彼女が異邦人として人生を作る、人間探しの旅だった
1970年代にロス・アンジェルスに留学し
その後の人生を永遠の旅人として生きた
ある一人の日本人女性の人生遍歴の記録
「あのころ、私は世界のどこかに幸せの場所があると信じていた」
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