7月30日のブログで『「五十音」は、いつ、どのように習うのか。』を書いた。
それ以来、あれこれと調べていたが“灯台下暗し”であった。
教科書の出版社のサイトで小学校国語教科書の年間指導計画を確認した。
私の住まいのある地区では小学校の国語教科書は教育出版のものを採択しているので、教育出版の
平成23年度版 年間学習指導計画・評価計画(国語) 第1学年上巻
を確認した。
すると、あった。
「ごじゅうおん」は次のように年間指導計画の中で扱われていた。
以下、表計算ソフトのデータ形式で表示されている内容を、書き出してみる。
--ここから
5月 時数(1) 教材名「ごじゅうおん」
〔教材の目標と学習事項・言語活動例〕
五十音の表を見て,これまでに学んだ平仮名の学習を振り返るとともに,五十音表の基本的な特徴に気づく。
〔学習活動〕
○五十音の表を見て,平仮名を縦に読んだり,横に読んだりする。
○書きにくい平仮名,まちがえやすい平仮名を見つけ,練習する。
(合わせて1時間)
〔評価基準の例〕
[関心・意欲・態度]
B(おおむね満足できる状況):楽しんで五十音の表を縦に読んだり,横に読んだりする。
A(十分満足できる状況):五十音の表の特徴に気づき,音読を楽しんでいる。
支(「B」に満たない状況の児童に対する支援の観点):手拍子に合わせて読んだり,読む行を分担したりさせ,楽しさを味わわせる。
[言語についての知識・理解・技能]
B(おおむね満足できる状況):五十音表を読んだり,あ段で始まる言葉を見つけて書いたりしている。
A(十分満足できる状況):五十音表を読んで,書きにくい平仮名,まちがえやすい平仮名を見つけ,注意して書いている。
支(「B」に満たない状況の児童に対する支援の観点):五十音表を一緒に読んだり,今までの学習を振り返らせて言葉を見つけさせたりする。
〔他の教授資料との対応〕
♯音楽:リズムをつかみながら歌う。 ♯読書活動:詩や言葉遊び歌への興味をもつ。
--ここまで
小学1年の5月にたった1回、45分限りの授業であることがわかった。
もちろん、小学校1年生は、年間の国語の授業を通して、平仮名や片仮名を少しずつ習っていくのだが・・・
「五十音」をたった1度の授業で済ませていいのだろうか。
もし、この日に欠席した生徒はどのように勉強すればよいのだろうか。
担任の先生は「君たち、明日はとても大切な国語の授業をしますから、絶対に休んではいけませんよっ!」とでも言うのだろうか?
お願いだから、日本語の平仮名を体系的に学ぶ機会を「欠席」という理由で失わないようにしていただきたい。
現行の教科書については上記のとおり、わかった。
では、次の教科書では「五十音」の扱いはどうなるのだろうか。
同じ教育出版のホームページから
平成27年度版 年間学習指導計画・評価計画案(国語)第1学年上巻
を確認した。
--ここから
※以下の「五十音」の授業は、5月に「たのしく よもう 1」という1時間(45分)の授業で「あいうえおの うた」の3つの学習に続いて行われる。したがって、〔学習活動〕の項目番号は「4」からとなっている。
5月 時数(1) 教材名「ごじゅうおん」
〔単元/教材の目標〕
△ 五十音表を見て,これまでに学んだ平仮名の
学習を振り返るとともに,五十音表の基本的
な特徴に気づく。
△平仮名を読み,書くこと。
〔学習活動〕
4.五十音表を見て,平仮名を縦に読んだり,横に
読んだりする。
5.書きにくい平仮名や,まちがえやすい平仮名を
取り上げて練習する。
〔指導上の留意点〕
○はっきりとした発音,口形,姿勢に気をつけて
五十音を読む。縦に読んだり,横に読んだりして,
気づいたことを発表する。
○濁音・半濁音の列も,声に出して読む。
〔評価規準〕
【関】五十音表を,楽しん
で縦に読んだり,横に読ん
だりしようとしている。
◎【言】正しく読み,書き
にくい平仮名を正しく書い
ている。
--ここまで
平成27年度から使われる新しい国語の教科書でも、「五十音」は、5月に1回の授業として扱われていることがわかった。
これでいいのかなぁ?と、頭の中に、「?」が数え切れないくらいたくさん浮かんだ。
このブログを書いているうちに、50年前、私が小学1年生だったときの国語の授業の情景が浮かんだ。
恩師のA先生が「五十音の掛図(かけず)」を示して、指し棒を使って、縦に読んだり、横に読んだりしながら、学級全員で音読したことを思い出したのだ。
この日に欠席した同級生は、その後、勉強面で苦労したのではないかと、少々心配になった。きっと、A先生は欠席児童に対しても“アフターケア”をしてくれたに違いない。
それ以来、あれこれと調べていたが“灯台下暗し”であった。
教科書の出版社のサイトで小学校国語教科書の年間指導計画を確認した。
私の住まいのある地区では小学校の国語教科書は教育出版のものを採択しているので、教育出版の
平成23年度版 年間学習指導計画・評価計画(国語) 第1学年上巻
を確認した。
すると、あった。
「ごじゅうおん」は次のように年間指導計画の中で扱われていた。
以下、表計算ソフトのデータ形式で表示されている内容を、書き出してみる。
--ここから
5月 時数(1) 教材名「ごじゅうおん」
〔教材の目標と学習事項・言語活動例〕
五十音の表を見て,これまでに学んだ平仮名の学習を振り返るとともに,五十音表の基本的な特徴に気づく。
〔学習活動〕
○五十音の表を見て,平仮名を縦に読んだり,横に読んだりする。
○書きにくい平仮名,まちがえやすい平仮名を見つけ,練習する。
(合わせて1時間)
〔評価基準の例〕
[関心・意欲・態度]
B(おおむね満足できる状況):楽しんで五十音の表を縦に読んだり,横に読んだりする。
A(十分満足できる状況):五十音の表の特徴に気づき,音読を楽しんでいる。
支(「B」に満たない状況の児童に対する支援の観点):手拍子に合わせて読んだり,読む行を分担したりさせ,楽しさを味わわせる。
[言語についての知識・理解・技能]
B(おおむね満足できる状況):五十音表を読んだり,あ段で始まる言葉を見つけて書いたりしている。
A(十分満足できる状況):五十音表を読んで,書きにくい平仮名,まちがえやすい平仮名を見つけ,注意して書いている。
支(「B」に満たない状況の児童に対する支援の観点):五十音表を一緒に読んだり,今までの学習を振り返らせて言葉を見つけさせたりする。
〔他の教授資料との対応〕
♯音楽:リズムをつかみながら歌う。 ♯読書活動:詩や言葉遊び歌への興味をもつ。
--ここまで
小学1年の5月にたった1回、45分限りの授業であることがわかった。
もちろん、小学校1年生は、年間の国語の授業を通して、平仮名や片仮名を少しずつ習っていくのだが・・・
「五十音」をたった1度の授業で済ませていいのだろうか。
もし、この日に欠席した生徒はどのように勉強すればよいのだろうか。
担任の先生は「君たち、明日はとても大切な国語の授業をしますから、絶対に休んではいけませんよっ!」とでも言うのだろうか?
お願いだから、日本語の平仮名を体系的に学ぶ機会を「欠席」という理由で失わないようにしていただきたい。
現行の教科書については上記のとおり、わかった。
では、次の教科書では「五十音」の扱いはどうなるのだろうか。
同じ教育出版のホームページから
平成27年度版 年間学習指導計画・評価計画案(国語)第1学年上巻
を確認した。
--ここから
※以下の「五十音」の授業は、5月に「たのしく よもう 1」という1時間(45分)の授業で「あいうえおの うた」の3つの学習に続いて行われる。したがって、〔学習活動〕の項目番号は「4」からとなっている。
5月 時数(1) 教材名「ごじゅうおん」
〔単元/教材の目標〕
△ 五十音表を見て,これまでに学んだ平仮名の
学習を振り返るとともに,五十音表の基本的
な特徴に気づく。
△平仮名を読み,書くこと。
〔学習活動〕
4.五十音表を見て,平仮名を縦に読んだり,横に
読んだりする。
5.書きにくい平仮名や,まちがえやすい平仮名を
取り上げて練習する。
〔指導上の留意点〕
○はっきりとした発音,口形,姿勢に気をつけて
五十音を読む。縦に読んだり,横に読んだりして,
気づいたことを発表する。
○濁音・半濁音の列も,声に出して読む。
〔評価規準〕
【関】五十音表を,楽しん
で縦に読んだり,横に読ん
だりしようとしている。
◎【言】正しく読み,書き
にくい平仮名を正しく書い
ている。
--ここまで
平成27年度から使われる新しい国語の教科書でも、「五十音」は、5月に1回の授業として扱われていることがわかった。
これでいいのかなぁ?と、頭の中に、「?」が数え切れないくらいたくさん浮かんだ。
このブログを書いているうちに、50年前、私が小学1年生だったときの国語の授業の情景が浮かんだ。
恩師のA先生が「五十音の掛図(かけず)」を示して、指し棒を使って、縦に読んだり、横に読んだりしながら、学級全員で音読したことを思い出したのだ。
この日に欠席した同級生は、その後、勉強面で苦労したのではないかと、少々心配になった。きっと、A先生は欠席児童に対しても“アフターケア”をしてくれたに違いない。