昨日、書斎の、乱雑に過去の手帳等を置いてある棚から、なつかしいファイルが見つかった。
 B6版のバインダーにつづられた手帳愛好家の友人たちとの交換エッセイ集「バインダー通信」だ。1987(昭和62)年頃から3年ほど続いたようだ。
 そこには、「私のワープロ遍歴」と題したエッセイが4回にわたって綴られていた。
以下、抜粋。
第1号機 NEC製 文豪ミニ3 ¥79,800
 1986(昭和61)年6月購入
第2号機 ナショナル製 パナワードFK10 ¥148,000
 1986(昭和61)年7月購入
第3号機 カシオ製 カシオワードHW-900FJS ¥89,000
 1987(昭和62)年3月購入
第4号機 シャープ製 書院WD-520H ¥148,000
 1988(昭和63)年5月購入

 このあと、東芝の初代ダイナブック、NECのPC-9800シリーズ、エプソンの98互換機、アップル社のマッキントッシュ(十数台)、Windowsパソコン(数十台)というように、「果てしのないパソコン遍歴」が続くのだが、たったひとつだけ自慢できることがある。
 それは、上記のワープロ第2号機(1987/パナワードFK10)以来、現在までずっと、機械が変わるたびに「ユーザー辞書」を引き継いできたことだ。
 ワープロ第1号機には、まだフロッピーディスクが搭載されず、記憶媒体はカセットテープだった。第2号機からフロッピーディスクドライブが搭載され、文書レベルでは互換性はなかったが、テキストファイルやCSVファイルとしてユーザー辞書をフロッピーディスクに保存し、少しずつ少しずつ、単語を登録してきたのだ。
 現在のWindows7のパソコンのMS-IMEのユーザー辞書には、今日現在で1071語が登録されている。1986年から2014年までの28年間の登録単語数である。
 ワープロ専用機時代には、手帳のグラフ用紙のページに24×24マスで手書きの外字もたくさん作り、それを登録していたが、外字は互換性がないので、「育てる」ことはできなかった。