昔話は「口伝え文学」などど言われていますよね。

「語りべ」によって人から人へ伝承されてきたのです。

文字に残して伝えてきたものではないので、

内容や表現方法が少しずつ違っているのは仕方ないですね。

 

人から人へ語られてきた「むかし話」の中で

一番メジャーなのが「桃太郎」だと思います。

 

現に、八王子図書館には「ももたろう」だけで

10冊もありました⬇️

桃太郎の絵本が複数冊並ぶ様子

 

あらすじはほとんど変わりませんが、

その表現方法は大きく変わっています。

東北で語られてきた「ももたろう」は

東北弁で。

関西地方の「ももたろう」は関西訛りです。


「ももたろう」のお話では、
おばあさんが川で洗濯をしていると
大きな桃が流れてきますね。


さて、みなさんはその大きな桃がどんな音で
流れていたと記憶されてますか?

 

母は私専属の「語りべ」でした。

絵本もあったのですが、母は暗記していました。

(まあ適当に誤魔化して話していたのかもしれませんが)

その後、私の子供が産まれ、その子供が幼い頃に

やはり私の母は「桃太郎」を語っていましたね。

語りべ母の、大きな桃が流れてくる音は

「どんぶらこ〜 ざんぶらこ〜」だったのです。

私はそれが当たり前だと思っていました。


以前もこの「擬音」について記事を書いたのですが、

コメントをくださった皆さまから

いろんな「擬音」を伺うことができました。

 

地方によって違うのか、「語りべ」によって違うのか

その音はさまざまでした。

 

今回、図書館にあった10冊の「擬音」を

書き出してみました。

 

①ドンブリ コンブリ スッコッコ

②どんぶり かっしり つっこんご

③つんぶ かんぶ

④どんぶらこっこ どんぶらこ

⑤つんぷく かんぷく

⑥どんぶらこ すっこっこ

⑦どんぶらこ どんぶらこ

⑧つんぷか つんぷか

⑨ドンブリ コンブリ

⑩ドンブリコンブリ スッコンコー
 

どれが一般的なんでしょう。
発祥地の資料に残ってないのでしょうか。


桃太郎発祥地といえば岡山県が有名ですが、
他にも愛知県犬山市や
愛媛県の高松市にも
「ももたろう神社」があったりして、
桃太郎がどこで生まれたのかは
はっきりしていません。

 

さて。我が家の「語りべ」、母の語り継いだ擬音

どんぶらこー ざんぶらこー

は10冊の絵本の中にはありませんでしたが、

私はすでに子供たちに母から聞いた通りに

語り継いでしまいました。

 

みなさんはお子様やお孫さんにどんなふうに

桃の流れる音を表現されてきましたか。

 

あっぽ