登校時の挨拶が「こんばんは」

という「夜間中学」の存在を知ったのは

30年ほど前のことです。

 

「夜間中学」といえば、

戦後の混乱の中で義務教育を受けることが

できなかった人たちのためにある学校だと

思っていました。

 

でも義務教育を受けられなかった人たちは

他にもたくさんいるのです。

海外から移住し日本の国籍を持った人たち、

病気やいじめで学校に通えなかった人たち、

そういう人たちのためにある公立中学校

なのですね。だから、10代、20代の

若者もたくさんいます。

 

文部科学省では夜間中学に関するHPを

立ち上げています。

教室は昼間の公立中学と同じ場所です。

 

始業時間は17:00です。

みな、「こんばんわ」と言って集まってきます。

18:10からは給食です。

他に、運動会、遠足、体育、美術など、

中学で学ぶカリキュラムは昼の部と同じです。

 

年齢も様々、入学した理由も様々です。↓

 

 

 

 

昨今、不登校の児童は増える一方ですね。

全国に13万人いるそうです。

もう一度中学で学びたいと思っている人たちが

たくさんいるはずですが、「夜間中学」のない

県はたくさんあります。

 

多くの自治体では計画すらないのが実態です。

そんな中、2017年4月からボランティアによる

自主的な夜間中学が始まりました。

立ち上げたのは、

岡山市内の公立中学校で英語教師をしている

城之内庸仁さんです↓

各都道府県にさいていでも1校は「夜間中学」を

設置して欲しいですね。

 

夜間中学の必要性を投げかけた映画もあります。

3つ紹介します。

 

「こんばんは」↓

 

「こんばんはII」↓

 

「学校」↓

 

「こんばんは」シリーズはドキュメンタリーです。

感動で涙が止まりませんでした。

 

今から大学へいき、教育学部を卒業して

教師の免許を取りたいとさえ思いました。

 

義務教育というのは全部欠席したとしても

卒業できる(させてしまう)のです。

給食を食べなくても、修学旅行に行かなくても。

 

教育を受ける権利があるにもかかわらず、

受けられない状態の人。

その人たちをも卒業させるのです、

教育を与えることもなく。

卒業証書が与えられるだけです。

 

与える義務を果たすためにも

夜間中学を増やして欲しいと思っています。

 

あっぽ

※写真は全て文部科学省、NHK、

ネット上からお借りしました。