高校3年生になって、Oくんの彼女トトちゃんは1学年上だったのでとある共学校に進学した。
トトちゃんは性格もよくすっごいかわいくて、男子から人気はあったのだけど、この時までそれほど頭がいい人ではない事を知らなかった。
相変わらずデートは放課後の下校時と、週末の図書館だったので、卒業までの事は何も変化がないので書かないが、わたし達は高校進学を考える学年になってしまった。
進学校でK女にするには心なしか偏差値が足りない。
だったらトトちゃんの行く共学校に
Syunと一緒に行きたい
そう思うのが乙女心。
が、しかしその学校は偏差値が低く、親も担任の先生も了解してくれず、散々担任と話し合い
K女で無理して行くよりも、一つ落としてW女に行く方がいいんじゃないか?
ってので、わたしはW女を志望校とし、Syunは進学校のAHと滑り止めにトトちゃんと同じOH。
確か卒業式って3月14日だったと思うの。
寒い日でね、雪がちらちら降ってた。
卒業式後にみんなで集まろう
そう約束していたから、わたしは門のところでOくんとSyunを待ってたら
学ランの前を全開
して2人がやって来た。
あの頃
好きな人の第2ボタンをもらう
ってのが流行ってて、Syunのその姿を見た時
誰かに取られちゃったかな
そう思ってたら、Syunがポケットからボタンを一つ差し出してくれたの。
誰かに取られる前に取って置いた
って。
これが中学最後の日で、ここから高校受験の日までは2人も会わないで過ごしました。
