昨日、横浜美術館「ポンペイ展」に行ってきました!
イタリアのナポリ近くにあるポンペイは、古代ローマ時代の最盛期(紀元後70数年)に
火山の噴火によって数日で滅んだ町です。
噴火の灰に埋もれたおかげで、腐食を免れ、たくさんの遺物が発掘されました!
中でも!最も注目すべきは!
・・・今回の展示品はいくつかのブースに分かれていて、
多分、色んな人に楽しんでもらおうという主催者の意図が見え隠れします^^
若い女性には、ゴールドの贅沢なアクセサリー。
主婦には、豪奢な大理石ガーデニング用品や銀食器セット(2000年前のですよ!)。
美術品好きには、2~3mの大きな大理石彫像やフレスコ画(色が残っているんです!)。
若い男性には、鉄兜や装飾がカッコイイすねあて。
で、私のような建築好きには!
お風呂です~!
2000年前のお風呂。どんなでしょう??
個人の邸宅にあったというそのお風呂は大理石。
一人用の大きさの湯船ですが、注目すべきはその設備!!
なんと、給水槽・ボイラーがあり、混合栓の蛇口まである!
混合栓は2つあって、湯船にためる用と、体を洗う用とわかれていました。
しかもこのお風呂!
追い炊き機能付きなんですよ!
2000年前なのに~ヽ((◎д◎ ))ゝ
さらに!!
そのボイラーの余った熱を利用して、床暖房までしていたというんです!
ローマ人って文化的でとっても頭良い!!
ワクワクしながら、お風呂をじっくり見ていたら、
背の高い、めがねをかけた厳格そうな髪の薄いおじいさんが・・・
おもむろに、ボイラーに、
「ゴンゴン!」
とノックしたんです~~~!!
し、信じられない。。。。。
はるばる古代ローマから現代の日本へ旅してきた2000年前の遺物を・・・。
れ、レプリカなのか??いや、レプリカは給水槽だけのはず。。。。
いや、レプリカだとしたって展示物を触るなんて、叩くなんて許せるはずもありません。
しばし呆然としてしまいました。。。。
きっと何の気なしに手が出てしまったのでしょうが、
展示物に対する敬意と愛情のなさが推し量れます。
人類の宝なのにね。
あのおじいさんにとっては、つまらない美術館めぐりだったのでしょうね~。
人の心持ちによって、世の中面白いか面白くないか
変わるものですね。
全て自分の心次第で、幸も不幸も変わるのですね。
それはさておき、ポンペイ展!オススメです~^^
