今年の復活祭は
家族でウンブリア州グッビォの
アグリツーリズモで
のんびり過ごしました。
実はその翌日は
私の誕生日でした。
日本の皆さま
おはようございます。
主人は、私や子供たちが訪れたことのない街を
観光しようと企てていたようで
マルケ州のカメリーノという街に車を走らせる。
春の陽気になったかと思いきや、
先週は気温が驚くほど下がったので、
雪が降った場所もあった。
復活祭の頃は、また春らしいお天気が戻って来たので、
花は咲き乱れて緑も目に眩しい春の光景から
そっと目を離すと
遠景には
雪をたずさえた山が見える。
サン・ベナンツィオ・バジリカの前で子供たちと写真撮影。
昼食は、飾り気のないシンプル過ぎる雰囲気のオステリアを
主人が予約していた。
osteria dell’arte
こちらのお店の方々皆が
とてもにこやかで、接客も素晴らしく、
そしてオーダーしたもの全てが
文句なしに美味しかった。
写真を撮る前に、誰かさん(主人です。)がとりわけ始めてしまった
ロビオーラ ディ カープラ(山羊のクリーミーなチーズ。)
カルパッチョ。
長女の大好きなブッラータ(生クリームとモッツァレラチーズで作られたチーズ)が乗っている。
ニョッキ。
タレッジョなどのチーズとグアンチャーレ(豚の頬肉を塩漬けにし熟成したもの。)
のコンビがなんとも濃厚。
アスパラのパスタ。
やはり手打ちパスタは美味しい。
もちろんニョッキも!
旬のアスパラなど
新鮮な食材を活かしたソースとの相性も抜群で、
飽食の毎日で、
胃袋は少々お疲れ気味だったにも関わらず、
美味しい!
美味しい!
と、皆ペロリと平らげる。
しかし、
美味しさと量
の関係も
重要だ。
美味しいものも、頼みすぎてしまうと、
お腹いっぱいになっても食べ続けることになる。
そうなると、義務感が美味しさを覆ってしまう。
復活祭の夕食で仔羊などの肉料理は
しっかり堪能していたので、
セコンドピアット(肉や魚料理)はパスした。
そして最後にジェラートケーキでお祝いしてもらった。
50を過ぎてからは、なんだか、誕生日ももういいかな?
と、
大しておめでたい気分にはならないのだが、
こうしてお祝いしてもらえると
やっぱり嬉しい。
美味しいお料理で良い感じにお腹を満たし、
再びカメリーノの街を散策する。
食事前のお散歩では気づかなかった
2016年に起きた地震の爪痕が、まだまだ至る所に広がっていた。
中心部は家も教会も崩れないように補強されていた。
しかし、中には入れない。
こういう景色が延々と続いた。
あとで地震について調べてみた。
「2016年8月24日に、ウンブリア州ノルチャを震源として発生したイタリア中部地震の被害は、ウンブリア、ラツィオ、マルケ、アブルッツォ各州の広範囲に記録され、町の大部分が重大な被害を受けたアマトリーチェ、アックーモリ、アルクアータ・デル・トロントなどはもとより、各地でその爪痕を残した。この地震の犠牲者は298人、避難民1万7千人、居住に関わる深刻な被害を受けた家屋は約30万件に及んだ。」
そしてまた、同年10月に地震が起き、カメリーノの歴史地区への被害は増大したという。
10年経っているが、
まだこれほどまでに荒廃していることに驚く。
危険が及ばないように補強はされているが、
そこからまた教会に人が入れたり、歴史地区の住居に人が戻れる状態になるには
どれくらいの時間を要するのだろうか?
子供たちと写真を写したサン・ベナンツィオ・バジリカは、
修復が済み中に入れる数少ない教会だったのだ。
ここでまた、はたと気づく。
美味しいランチをいただいたオステリアの建物がプレハブ風の平屋で、
その建物はいくつものお店で仕切られていた。
美容院やら他の店舗も入っていた。
もしかすると、地震の後に建てられた避難施設あとなのかもしれない。
何も知らなかった私は、
なんで、見た目がこんなにパッとしないのだろう!
などと失礼なことを思っていた。
晴れの日のお誕生日。
賑やかに楽しんだあとに、イタリアの影の部分を目にして
皆、少ししんみりとなる。
観光客がたくさん戻って来る日が
早く訪れますように。
ギルランダ 短冊ペンダント 925シルバー ジルコニア
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