周防柳さんの作品、これで今のところ全部読了

💮💯 

いやぁ、物語を聞かせてもらいました。
見事な構成力   流れるような謳うような語調
以下ネタバレ

紀貫之  僧正遍照  在原業平  小野小町  文屋康秀
大友黒主  の事が  実在して今そこにいるように味わえました。

個人的には   在原業平 ( born to be wildってなんぞや(笑))に1度会いたかった❤

黒主の話はもう怖くて怖くて   このお話を読んだところで梅原猛さんの「黄泉の王」に流れて行ったので戻ってくるのに半日かかりました。ですから2冊並行して読んだことに今回はなります。

小野小町が小野妹子の祖先だったのは本当だったのですね。「人というのは色恋をよろしゅうやることかさだけが祝着ではないとおもう」良いですねぇ、この言葉。

僧正が深草のみかどの双子の弟であったというのもまた面白い。そして帝が崩御した後直ぐに僧になったのも悲しい   が、その後なかなか癖のある坊主になりましたな。

業平と高子の恋を  僧正の企みの中に汚さず、貫之が 「おはなしの霊験」で  「すとんと脇から奪い返す」ことに成功した   の下りは嬉しいですね。

『蘇我の娘の古事記』『高天原  厩戸皇子の神話』『八月の青い蝶』   そしてこの『逢坂の六人』   素晴らしい作家さんです。