新海誠展に行ってきました


「君の名は」があまりにも有名ですが、私は『ほしのこえ』『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』など、監督の書かれた小説もアニメーション作品も両方堪能しました。

雨の表現が特徴的。光と影と雨。
本当に絵画展に行ったようでした。そして物語の文学性、万葉集のモチーフ、日本人として、その言葉の美しさ、隠された本当の意味。気づくことがたくさんありました。
「恋」は元々は「孤悲」
「黄昏」は「誰そ、彼」
「雨」が語る「心象風景」
色々なことを知った上で作品を見直すとまた新たな発見があると思います。
今回気づいたこと。(というか3回見てもそこを見てなかったというか。静止画で見るとわかりやすいですね。) ネタバレのスレッドを読まれた方もいると思いますが、
『君の名は』の最後の再会シーンの階段の場面
背景に見えるのは「神社」
組紐を肌身離さず身につけていた三葉は巫女さんでもありましたよね。神様が二人の「結び」の糸を手繰り寄せてくれたのでしょうか。。。

新海監督の言葉に
「作品を見終わったあとに、音楽や風景が観客の心の中に共鳴して残っていく、そうして観客の方と私たち作る側の共同作業でまた次の作品が生まれるのです」
実際の風景よりも美しい新海誠作品の中の風景
「人が悲しみの中にいても、その周りの世界はこんなにも美しいのだ、そしてあなたはその世界の中にいて、やはり美しい。ということに気づいてほしい」
だから、新海監督の世界は目が覚めるような、涙が流れるほどの感動の世界を私たちに見せてくれるのですね。
追記。「秒速5センチメートル」をまだ見ていらっしゃらない方は「秒速5センチメートル」が何の速さなのか、楽しみに見てください。