今言うと、半ば怒りそうな人までいそうなんだけど、
私、自分の声が嫌いでした。
自分の話し方も。
てゆか、きっと存在感自体も。
だってね、私が話すと笑う人がいるの。
全く知らない人が通りすがりに、わざわざ振り返って笑いながら去っていくの。
私の声、変なんだ。
私の話し方、おかしいんだ。
私の顔、醜いんだ。
私の存在て、許されないんだ。
ずっと。
そんな幻想に囚われてました。
人の記憶は塗り替えられるから、どこまてまがほんとかは分からないけど。
少なくとも、私はずっとそんな思い込みをそのままに生きてきた。
必死でなんとか受け入れてもらおうとあがいたりするけど、結局過去の私自身がそんな前提でを持ってるんやから、変わることなんてなくて……
ずっとずっとコンプレックスでしかなかった声☆
なのにね、「その声が好き」「声が可愛い」て。
初めて言ってくれた人のことは、まだ覚えてる。
ほんとに?
この声で、いいの…?
私は喋ってもいいの…?
て、少しずつ、思えたんだ。
今はね、いろんな人がそう言ってくれて、安心して話せるんだ。
時々、私の中のちっちゃい私が「そんなはずないだろ?」て囁いてくるけど
でも「大丈夫だよ」て言ってあげられる。
コンプレックスてね、一人じゃなかなか乗り越えられないの。
でも、たった一人。
「そこが好き」
「だから好き」
て言ってくれたら。
大嫌いなコンプレックスから、ちょっとだけ特別な個性に変わるんだ。
だから、ねぇ。
あなたの声を、もっと聴かせて
