物置の中の困った面々 他を圧倒して輝く第一位 重量級の青銅砲
全日本ろくでなし選手権チャンピオンあらわる。
お久しぶりに物置の片付けをした。整理整頓という言葉とは無縁の私だ。好き好んでお片付けをするわけもない。探し物があったので,已む無く片付けただけだ。最近,物置に隠していたポンコツ火縄銃を磨き上げたところ,とてつもないシロモノに大化けしたから,それに味をしめたのだ。柳の下の泥鰌を狙ってのことだ。
普通の人なら,お片付けをすると清々しいさっぱりとした気持ちになることだろう。しかし,私は物置に入って,しばらく気を失いそうになってしまった。物置にロクでもない物ばかり隠していたからである。「お久しぶりね。」と現れ出たのが,この全日本ろくでなし選手権チャンピオンの青銅砲だ。「お久しぶりね。」と現れたのが夜のお姉様ならともかく,こんな重量級の骨董品だったら誰だって腰を抜かすにきまっている。

全長は120センチくらい (ちゃんと測ったはずだが,私は,物置で暫く気を 失っていたのでよく覚えていない。)
重量は,大体70キロ以上?(6年以上前に,大の男3人がかりで物置に埋蔵した
後,私はずうっと記憶喪失になったていたので,よく覚えていない。)
欲しいのは価値か?安さか?
迷う理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめとけ
骨董を探しにN県のリサイクルショップに行った時のことだ。いいものがあるというので,店主について行ったところ,店の裏手の原っぱに,この青銅砲が転がっていたのだ。店主の話では尾張藩家老の旧宅解体で出てきたシロモノだという。吃驚するほど安い値段だったので,事の後先も考えず購入してしまったのが,後悔の始まりだ。「欲しいのは価値か?安さか? 迷う理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめとけ」との尊い教えを胸に刻んではいるものの,安い骨董品に出会うと,もう駄目だ。浮気はしないと言っておきながら,浮気をしてしまう男に似ている。
今思えば,一癖も二癖もありそうな店主がニコニコ顔で,しかもモミ手しながら送料までまけると言うのだから,本来なら,ここで「コリャ~何かあるぞ。」と考えるべきだったのである。その店主もよっぽどコノシロモノに手をやいていたに違いない。店主にとって,送料などは厄介払いの賽銭代わりだったのだろうと,今になって気付いている始末だ。
尋ね人 だれかこの大砲を知りませんか~
この大砲が,本物なのか,レプリカなのか,私には全くわからない。だれか詳しい人がいたらアドバイスをお願いします。

