今年6月12日に『改正動物愛護法』が可決しましたね。
この度の改正では
販売店やブリーダーが販売する犬猫にマイクロチップ装着の義務化
(現在飼われている犬猫については努力義務)
現行法では特定動物(危険な動物)について義務だった
生後56日(8週間)未満の犬猫の販売を原則禁止
現行法では経過措置として「49日(7週間)」としていた
動物の虐待への罰則の厳罰化
殺傷
現行 「2年以下の懲役または200万円以下の罰金」
改正 「5年以下の懲役または500万円以下の罰金」
遺棄や虐待
現行 「100万円以下の罰金」
改正 「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」
大きな改正点はこの3つです。
罰則については、ようやく器物損壊よりも思い量刑になりました。
犬猫の販売についても8週間の規定やマイクロチップ装着義務など
販売する側に課せられるものが増えました。
法整備だけでなく、実際の運用もきちんと抑止力となるようしてもらいたいと思います。
ただ
ネットニュースのインタビューやコメント欄をみると
「痛そうだから可哀想」
「高いから、もっと安くなったら考える」
「マイクロチップ自体が動物虐待では」
という意見が意外と多く、世間のマイクロチップに対するイメージは
そんなもんなんだな~と少し残念に思いました。
私は2016年に当時11歳だったティナにマイクロチップを入れました。
そして昨年家族として迎えたアリスも、譲渡前にケンの家さんにより
マイクロチップを入れてもらっています。
どちらも、たとえノーリードにしても私の側からは離れないし
離れてもすぐに追いつけるようなスピードでしか走れない子達です。
ティナに装着した時のことをブログに書いていますので見てもらいたいんですが
痛みを軽くするために局所麻酔をしてもらって
登録料1000円を入れても5,000円くらいの金額で
家族として、生涯何があっても最後まで自分の子として
自分の側にいてもらいたいから装着しています。
この表は、環境省の「東日本大震災における被災動物対応記録集」のうちの
「東日本大震災におけるペットの被災状況[PDF 657KB]」に乗っているデータです。
東日本大震災で飼い主と離れてしまった犬猫のうち自治体に保護された子達の
飼い主が判明したかどうかを調べたものです。
今から8年前のデータで、マイクロチップという存在自体知らない人も多かったと思うので
結局この時にはマイクロチップは飼い主の特定には役に立ちませんでしたが
迷子札と鑑札または注射済票のあった子達は100%飼い主が判明しています。
首輪に迷子札や鑑札をつけていても、猫の首輪は外れやすい構造のものも
多いですし、犬だってどこかに引っかかったら自分で外してしまう子いる
ことを考えると、外れることのないマイクロチップは個体の特定においては
とても有効な手段なんじゃないかと私は思っています。
上の否定的なコメントをされていた人たちの果たして何%が
迷子札や鑑札を24時間365日、我が子に装着させているんでしょうか。
一生涯にただ一度、装着するためにかかる費用や痛みを気にして
一生もう我が子に会えない可能性を残すことの方が私は嫌だと思いました。
といっても、ティナに装着するきっかけがつい最近の熊本地震だったので
大きなことは言えませんが^^;
現在飼っている個体については努力義務なので
するかしないかは飼い主の判断にゆだねられていますが
今飼っている人にこそ、マイクロチップ装着については
私を含めた素人のブログの情報ではなく、
環境省や獣医師会などのHPをご覧になって
ご自身で考えてもらいたいと思います。
環境省「マイクロチップをいれていますか?」
日本獣医師会「マイクロチップを用いた動物の個体識別」
