先日の日曜日。


昼は近所の手打ち蕎麦屋にでも食べに行こうと、玄関を出ました。


すると、カートバッグを引いた、普通のオバチャンが立っていました。


ん?何だろう?


オバチャンが言いました。


「魚屋でーす。千葉から来ました。マグロ買いませんか?」


出がけだったこともあり、「ウチはいいですよ~」と断りました。

そのオバチャン、ウチの周りの家一軒一軒チャイムを鳴らし、「マグロ買いませんか?」と聞いて断られていた様子。


なんだか可哀そうでした。


この辺り、今だに東京都内とはいえ、畑も多いのどかな場所です。


思えばちょっと最近まで夏は「金魚売り」さんとか「アイスキャンディー売り」さんが来ていました。


下町ですから。


昔は他人に対する警戒心のようなものも、今とは比べものにならないぐらい低かったから、たとえアイスキャンディーのような口にするものでも平気で買って食べていました。


きょうび、他人との壁の高さ、またマグロという生鮮食品であれば・・・あのオバチャン、売れないだろうなあ、と。


それでも頭を下げてでも、一軒一軒ダメ元でお願いをしなければ食べていけない。


格差社会、そして本当の意味での景気の動向を見たような気がします。


そんなことを考えていたら、当のスキンヘッドの農林水産大臣が一週間あまりでとっとと辞めてしまいました。


だめだこりゃ!(-_-;)