こんにちは。群馬の創業110年の和菓子屋 虎屋本店のレポーターの中山佐江子です。
今日は、私のおばあちゃんで、虎屋本店の2代目を支えた、女将さんのご紹介です。

おばあちゃんの実家は、群馬県の吉井にあります。
当時、電気屋さんを営んでいた商人の娘だったので、商売というものが生まれた時から身体に染み込んでいるような人だったなぁって、いま振り返って、改めて思います^^
こちらは、おばあちゃんの旦那様である2代目のおじいちゃんと、わたし。

この2代目のおじいちゃんとおばあちゃんの時代は、激動の時を乗り越えて、初代から引き継いだ店舗をさらに大きく拡大した時でもあります。
仕事一筋で、頑張っていたおばあちゃんの楽しみは、自分が小さかった時に学校の先生に習った曲をピアノで弾きながら、唄うこと。
今でもおばあちゃんが楽しそうに「春の~うららの~すみだがわ~」って歌っていた嬉しそうな姿を覚えています^^
暖かくなった春先や、黄色い水仙が咲く季節に、この光景と共に、おばあちゃんの唄を想い出します。
懐かしいなぁ~。
そして、こちらが女将さんの表です。

そして、2代目の女将さんといえば、有名だったのが、「おしゃべり好き」ということです。
お店でお客さんにお茶を入れては、1時間は当たり前、長い時には3時間以上もおしゃべりしていました。
その内容は、景気や経済、政治のことなど、群馬の田舎の和菓子屋で話をするレベルを飛び越えていたそうです。
そんなおばあちゃんには、しゃべるマシンガンというあだ名も付いていました。
これ、おばあちゃんのことを知っている人は、うなづきまくってくれると思います。汗
ちなみに、しゃべるマシンガンというあだ名をつけたのは、わたしたち、孫4人です。笑
そんなおばあちゃんの旦那さまである2代目の代表作は、鬼瓦最中。

この鬼瓦最中は、昔から通ってくださっているお客様に、今でも根強い人気があります。
私も時々、無性に食べたくなっちゃう和菓子です^^
そして、この記事を書くにあたり、好きなお菓子をおばあちゃんに聞きたかったね~と言いながら、母である女将さんと「おばあちゃんは、何が好きだったのかな?」と話をしました。
そして、きっと虎屋本店のお菓子なら、何でも大好きだよね~♪という結論にいたりました。
でも、一番喜ぶのは、孫である4代目の作るお菓子を食べたら、泣いちゃうだろうね~!とも話しました^^
これ、本当にそう思います。
そして、おじいちゃんにも、4代目の作ったお菓子を食べさせてあげたかったなって思います。
おじいちゃん、おばあちゃん、今では4代目が中心になって、お店を盛り上げているよ~♪

わたしたち孫4人が、いま、虎屋本店の仕事にたずさわっていることを知ったら、喜んでくれると思います。
こんな未来になっていることを、この頃には、想像もつかなかったでしょうね。

しっかりと歴史を引き継いでいること、きっと今でも見ていてくれていると思います^^
そう思うと、これからも気を引き締めて、頑張っていかなくちゃなって、背筋が伸びる想いがします。
ぜひ、お店にお立ち寄りの際には、「おばあちゃんのマシンガントークって、そんなにすごかったんですか~?」って、聞いてくださいね。
わたしの母である女将さんが、マシンガントークで教えてくれると思われます。
うーーん、女将さんになると、みんなおしゃべり好きになるのでしょうか?笑