「水上さ…」
ちひろは不安そうに周を見上げた
怯えたようなその声に胸が痛んだが、支配欲は更に高まり抑えが効かない
「じっとしてて」

片手をちひろの頭の横につくと
もう片方の手を自身の下腹部にやり、ゴムを被せた先端を彼女の潤んだ部分にあてがった
「んっ!」
細い太ももを抱えて動き始めると、ちひろは彼の腕にしがみついた
「あっ…ふ」
抉るようにして最奥まで押し込むと、ちひろの内部は妖しくうごめき彼自身をきつく締めつけてゆく
「すごいね、ちひろの中」
耳元でささやくと、彼女は頬を真っ赤に染めて周の肩に顔を埋めた
「隠さないで、ぜんぶ見せて」
ストロークの長い動きは限界が近づくにつれ、短く激しいものになっていく
ちひろは身体を小刻みに震わせ、悲鳴を上げながら広い背中に爪を立てた
「うっ…」
低い唸り声とともに、彼女の奥深くで熱い飛沫が勢い良く迸る
強い快感とくすぐったさが湧き上がり、身体が溶けていきそうだった
どれくらい時間が経っただろう
目を閉じてぼんやりしていると、首元にひんやりとした感覚がした
「なんですか?」
重たいまぶたをゆっくり開けると
「ごめん」
周が眉間にシワを寄せ、濡らしたタオルをちひろの鎖骨の辺りに当てている
「痛むだろ?紫色になってる」
どうやら、首元についたキスマークを彼は気にしているらしい
「痛くなんかありませんし、すぐに消えます」
「いや、だってさ…内出血してるわけだから。ほんとにごめん、どうかしてたんだ」
たしかに、今までどんなに激しく抱かれても、ここまで濃い痣が身体に残った記憶はない
一瞬すれ違っただけの元カレに、周がここまで嫉妬するなんて意外だったが
「むしろ、嬉しかったかも」
ちひろが照れくさそうな笑顔を見せると、彼は複雑そうな表情を浮かべて
「お詫びと言ってはなんだけど、就職先…出版社なら2、3心あたりがある。俺に紹介させてもらえないか?」
つづく↓

