最近の漢字の本は辞典より難しい | 余生庵 カラスの晴耕雨・読ぶろく…クンセイが肴

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 「記事更新頑張りましょう」といったコメントにはお返事できま
  せん。

最近、チマタにチョットシタ流行を起こしている漢字の本。


「貴方はこの小学校で習っているはずの漢字を組み合わせた熟語を読めますか?」と

結構なトリッキーさと難度で出してくる、あの手の本ですね。


読めっこありません!

さらに、どーしてこのような読みになったか、理屈がわかっているか、知っている単語はさらに2割くらいでしょー。


自分が読めなかったからといって、言い訳がましいのですが、クイズ形式のお手軽本で、あたればピンポーン、ハズレレばぶーっ、そう割り切って読めることができればいいのですけどね。


私は結構な「B型ですから????」すぐムキになるほうで、「どーして、どーしてこう読むようになったの?」と、ツイキューしたくなるわけです。


私が小・中学校の頃は、重箱読み・湯桶読みは「宮中」では下賎な者の読み方とさげすまれていた、と習いました。


ところが、いつの間にやら、N●△さんが以前「大地震:だいじしん」と読んでいたものを、「なにやら難しいお話をつけて」10年ほど前から「おおじしん」と読むようになりました。

このとき私は「これって、ちょっと形が違うけど湯桶読みじゃねーの。天下の放送局がやっていいの。」とパニックになったものです。


で、今回、出ている漢字本シリーズの中で「河川敷」は「かせんじき」ではなく「かせんしき」と読むのだよ、とご指摘されていた御本があり、その本をまた高く評価されていたメディアがありました。

これ以上の「市場に関するコメント」は避けますが、


日本には古来「撥音便」というのがあって、何かの拍子に「ん」の字に変わると「次位のひらがなが濁音に変化すること」が知られています。


たとえば「学びたり→学んだり」「髪さし→かんざし」といった具合です。


「かせんじき」の一件は元になる変化形がありませんので、音便のグループではないと思われますが、「ん+濁音」のほうが今の日本人には発音のときなじみやすかった、撥音便の言葉のグループと混ざってしまった、と判断するのは私の独りよがりでしょうか。



そういった、推論でも何でもいいですから、本格的学問と、推測の結び付きがたくさん書いてあるような「漢字クイズ」の本がこれからたくさん世に出てきてくれないかな!?というのが私の希望であります。