幼い頃、仕事に忙殺されて殆ど子供との関わりを持てなかった父が唯一、私に言い聞かせていた言葉。
「レディになりなさい」
子供にはレディ=女性、程度の意味しかわかりませんでしたが、大きくなるにつれLadyという言葉の意味の深さがわかるようになりました。
躾の厳しい祖父母の愛情のおかげで、私はレディライクな外見と立ち居振る舞い、趣味教養を好んで身につけることができましたが・・・
アラフィフになった今も納得できない、女性のジェンダー。
マイノリティの考えですから、普段は角が立たぬよう(極力(笑))口に出さずにいた事柄の数々を、この本は見事に書いてくれました。
テーマは花嫁姿、振袖、見合い写真、化粧、趣味、セクハラ、書斎、etc。
そうよそうよ、ずっとそう思っていたのよ!と、私がひとり孤軍奮闘した日々を想い、思わず拍手喝采したくなるエッセイ。
書いたのが男性だというところがまたすごい。
リンボウ先生もまた、マイノリティなのかもしれませんが(現にこの本は今は中古でしか入手できないようです・・・たまたま私は昨日書店で新刊で発見したのですが。)。
amazonでも、男性からのレビューで実に点数が低い。
しかし。
ずっとギモンに思って納得できなかったことを、しかも男性に、同じ考えを持った人が存在するということに。
私は大層安心し、励まされたのでありました。
真の女性らしさを身につけたレディ達に、ぜひオススメの本でございます。
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