おはようございます。ニコニコ




続きです。





「施設のお見舞いだって行ったし、施設に行く前は私の方がおばあちゃんに関わってたからね!

おばあちゃんが握った不味いえのきのおにぎりだって、我慢して食べたこともある。

口に合わないのよ、おばあちゃんの料理は。

センスがないのね。」





弟「やめろよ。こんな所でおばあちゃんの悪口。」





「悪口じゃない。事実。」





亡くなったばかりのおばあちゃんのことを、

こんなふうに言えることが私には理解できませんでした。





弟「とにかく、俺もお姉ちゃんも遺言書の話は聞いてないから。ここで言っても無駄だよ。」





「ななこは知ってたはず。

書かしたのはこの子だもん。

おばあちゃんもお父さんも、そんなことに気づくわけない。

長年一緒にいたから分かるの。

こういうズル賢いことを考えるのは、この女だけ。」





私「私は何も知りません。」





「あーそう。

それなら、あんたの分は全部私によこしなさい。

知らなかったなら、最初からそんなお金なかったのと一緒でしょ。

そしたら今すぐ帰ってあげる。」





あまりにも勝手な理屈でした。





私「嫌です。おばあちゃんが私に残してくれたものなら、私が貰います。」





「お前な!ふざけんなよ!」





そう言って、

また私に掴みかかってきました。





私「もういい加減にしてよ。暴力振るわれてもあなたの言う通りにはしない。お金は絶対にあげない。もし納得できないなら、裁判でも何でもしてください。私は構いませんから。」





「この女、生意気なこと言って!」





父「いい加減にしなさい。帰るぞ。」





「お金は?私のお金はどうなるの?」





父「その話は家でしよう。ちゃんと説明するから。」





「何で息子のあなたより、孫たちの方が多いの…?おかしいでしょ。遺留分っていうのがあって、それは請求できるんだって!正当な権利なんだから、貰わないとね…ななこも裁判とかめんどくさいでしょ。お金もかかるし…だからそうなる前に、ちゃんと返しなさい。おばあちゃんも争いなんて望んでないでしょ。それにね、逃げてもズルなんてできないんだからね。法律は私の味方してくれてるんだから!」








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