「焦った!車の故障。。。。」 の続きです。
トリプルAの汗臭い兄ちゃんがたんちゃんのスバルを牽引して到着したのは「Getty」というガソリンスタンドだった。
白髪のオヤジと数人のメキシカンで給油&Body Shopをやっているという垢抜けしないShopって感じ。。
トリプルAの兄ちゃんが白髪のオヤジに「これこれしかじか。。」とたんちゃんの車のことを説明してくれ、「じゃ、僕はもう帰るから。Good luck!」といって、とっとと行ってしまった。
白髪のオヤジは、「電気系統に違いないから、今、電気が詳しいヤツがランチにいってるからもどってくるまでわからんから出来上がったら、電話するからよ。ここに名前&電話番号書いといて。」という。
ふむ。。
ま、いいか、電話番号かいて、店の閉まる時間を5時と聞いて、それまでには修理終わるやろうとおもい、姉の車にのり、いったん、姉ん家に帰ることにした。
ところが、4時、4時半になっても電話はかかってこないから、
姉 「あんた、そのオヤジに電話して聞いてみぃ?どうなってるんやって、明日車いるからなんとかして、ゆうて。」
で電話したら、なんと、その電気系統わかるメキシカンがなんとランチから戻ってこなかったという。。。
「そんな~~~。」っていうたら、
白髪のオヤジ、「いや、オレが今、修理挑戦してるから。ま明日午前中には直るやろう。。」
「ええっ!!明日!?」
これで、たんちゃんはこの日は家に帰れないこと、決定。。
実はまりちゃん、翌日からイタリアへおじいちゃんに会いに行く予定(1週間)となっていた。。
まりちゃんに電話して、「まりちゃんの旅行前日やのに、たんちゃん、今日は帰られへんわ。」とちょっと寂く言ったら、
まりちゃん、「そーか、たんちゃん。。。」と一瞬落ち込んでいる様子。。
ラブリィ~。
とおもいきや!!!
まりちゃん 「じゃ、あしたは帰ってこれる?明日、たんちゃんが帰ってこれなかったら、ももちゃんの夜ご飯と、おしっこ&う#こ、出す人がいてなくて、困るからね。。あ、そうだ、マーク(ご近所さん)に一応、鍵をあずけておくから。7時ごろに、たんちゃんの車が家に止まってなかったら、中に入って、ももちゃんを出して、夜ご飯もあげて。と言っとくね。マークならももちゃん、ぜんぜん平気だからねっ。」
だと。
たんちゃん、「あのねえ。。。ももちゃんの心配するのはわかるけど、まりちゃんが明日、発つというのに、今日、たんちゃんが帰られへんこと、寂しくないの?」って聞いたら、
「えっ。ああ、そりゃ、もちろんさみしいよお。(とってつけたような言い方に聞こえた) まあ、でも、いや、あの、車の修理が終わらないんだったら、どうしようもないし、たんちゃんが姉ちゃんとこに居てるのなら安心。。自分は来週にはもう戻ってくるし。。」
ふーん。
不信感。。
ということで、当日は姉の家に泊まりました。
翌日は職場まで姉に送ってもらい、職場から10時ごろ、Gettyに電話すると、
「直ったようだけど、もうちょっとかかるから。。できたら、電話する。」
というから職場の電話番号を伝え、待っていた。。
案の定、待ってっても電話はかかってこない。(ま、この辺はアメリカでなれっこである。)
午後2時ごろ、電話したら、「出来上がってるよ。もう大丈夫だ。」と白髪のオヤジ。。
ほっ。。として、
「で、おいくら?」ときいたら、
「えーっと、電気のワイヤーを変えたんだけど、このワイヤーはたいした金額じゃないから、まけておくよ。 で、Labor fee だけだから、477ドル ね。」
ええっ 477ドル~!?
たんちゃん 「それちょっと高くない?」
オヤジ 「いや~この故障の部分を探すのに、二人がかりで6時間かかったんだよ。でもチャージは一人分で5時間分としてあげてるんだけど。」
たんちゃん 「でも、電気系統に強い人がいなかったから、そんなに時間がかかったんじゃないの?」
オヤジ 「いや、アイツは今日朝から見てくれたんだよ。でもオレが探し当てたところで間違いないといっているから。それにアイツが最初から見ていたとしても、かかった時間は同じだ。」
と理屈の通らないことをいっている。。
オヤジ 「じゃ、いつでも、ピックアップにきていいよ。」
あぜんとしたが、でもたしかにずーと何時間も探してくれて、100ドルくらいなわけはないか。。
と変に納得し、3時過ぎにはとりにいくと約束した。。
姉につれてってもらい、お金を払ってようやく、車をピックアップできた。
帰り道、まりちゃん(そろそろJFK空港にいる頃)に電話して、お金を払って、ピックアップもできたし、車もすこぶる調子よさそうとつげたところ、
まりちゃん 「たんちゃん、電気系統の故障でワイヤーを変えたくらいで、477ドルっておかしいよ。足元みられたな、これは。。」
たんちゃん 「ええ、、どうしよう。でももう、払っちゃったよ。だって、払わなかったら、車渡してもらえなかったと思う。」
まりちゃん 「Safe のとこいって、セカンドオピニオン、聞いてみて。」
Safe は、いつもたんちゃんとまりちゃんが車ではお世話になっている近所のBody Shop のMiddle Eastの濃い顔のオーナー)
たんちゃん 「うーん、めんどうだな~。」
まりちゃん 「それにちゃんと直っているかも見てもらえるよ。Safeなら。」
たんちゃん 「そうだね。わかった。まだ時間もあるし。」
ということで、家に帰る前にSafeさんとこにそのまま直行。。
Safe、いつものように、車の調子はどう?と笑顔できいてくれる。
たんちゃん 「実は急に車が故障して、これこれじかじか、知らないガススタンドで直してもらって、$477払った。」
といったら、
Safe 「うーん、それにしても高すぎるね~。ちょっと車見せて。」と いうから、
鍵をわたして、見てもらった。
Safe 「変えたワイヤーはここだね。」
でもたんちゃんには 「はあ、そうすっか。」 って感じである。
Safe「ちょっと中に入ってて。見せてあげるよ。」
といって、待合室でまってたら、Safeが、ここにきて見てみてと、PCにCDをいれ、たんちゃんの車の車種、年代をインプットした。
電気回路が表示され、
Safe 「ここだよ。変えたワイヤー。」 急に止まったとき、「AT Oil ランプがついたよね。それだったら、ここかここ、それにこの辺の電気のワイヤーに異常がでたということさ。で、今回はこの部分を変えたんだ。」
たんちゃん 「でもGettyのオヤジ、故障の原因を探すの、5時間もかかったっていってた。だから、ワイヤー代は負けとくけど、Labor feeはもらうよ。って」
Safe 「Bo Shit!たんちゃん、ワイヤー代なんてタダ同然だし、探すのに5時間って?素人じゃあるまいし。。やられたね! これは。」
たんちゃん 「ええっ。やっぱり、あたしがオンナで、車オンチで、なんでもいいから、助けて~って、ムードだったから??」
Safe 「残念だけど、そうだね。この修理なら1時間もかからないはずだよ。」
たんちゃん 「............。」![]()
Safe 「レシートあったら見せて。僕が明日にでも、そのGettyに電話してあげる。明日また仕事の帰りに寄ってよ。」
たんちゃん 「ありがとう。」
とその日はSafeにお礼をいって帰った。
翌日、仕事の帰りにSafeのとこ、寄ったら、
Safe 「彼らはクソだよ。
(英語はご想像下さい) たんちゃん、やっぱり、やられたよ。これは不当にチャージされている。この修理の見積もりを出したげるから、それと一緒に*チャージしたクレジット会社にクレームするといい。」
(*こちらのクレジット会社にはサインしたあとでも不当なチャージをされたと思った場合、クレームすることができます。クレジット会社はそのクレームを調査し、不当なチャージだと認められた場合、不当だとする上乗せされた金額分または全額をクレジット会社が補償してくれるシステム:ただ、これがめんど~なんだよね。電話してあたったカスタマーサービスよるけど、おバカな人も中にはいて、らちがあかず、説明が大変だったりする。ちなみにこれまで、クレームしたなかで、Amexはぴか一であった。)
たんちゃん、「ありがとう。Safe。で、今日はおいくらですか」
Safe 「いらないよ。ぼくはなにもしていないからね。」
でも、たんちゃんのために、時間を惜しまず車みてくれて、Gettyの白髪オヤジにまで、電話して、文句言ってくれて。。。。。たんちゃんがクレームを出すための見積もりまで作ってくれて。。。
ここで、たんちゃんの目が、
になったのは おわかりになりますか?
いい加減なアメリカ人にほとほと疲れていたたんちゃんですが、中にはここまでいい人もいるんです。
Safeの店の待合室にはエキゾチックなお顔の奥さんとなかよさそーにSafeが、ちゃんと額(車のオイルやなんやでまみれているけど)にいれてかざってあります。
奥さん、幸せね~。こんないい旦那さん。。
まりちゃんにイタリアからSafeさんになんかおみやげを買ってきてねと電話しよう。
こういう人に出会うとほんと、心が暖か~くなります。
ところで、たんちゃんの失敗はなんだったんでしょう?
「Body Shopならどこでもいいわ。」 と他人まかせにせず、、トリプルAを待っている間にでも、まりちゃんや、まりちゃんがいなければ、会社の同僚にでも電話し、自分がいるであろう町の近くにスバルのディーラーでサービス(修理)もやっているところがあるかどうかをネットで調べてもらい、電話し、予約をとって、トリプルAの兄ちゃんが着いたころには、「ここで予約を入れてますから行ってください」というべきであったのだ。。。
スバルのディーラーなら、意地でも、白髪オヤジのように、「原因つきとめるの、時間かかりましたわ~。。はい。5時間の Labor fee 477ドルね。 」なんていわれることはなかったはず (泣)。