アメリカ帰国の日は5時起床。5時45分にタクシーが来る。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

目覚ましが鳴る前に起きてしまった。

寝相の悪い子供達の写真を一枚。

布団を川の字のように並べている。ジーニィがいつも斜めになるので、その隣の僕も斜めにならざるをえず、勿論リオにも影響する。


子供達は割とすんなり起きて、身支度を始めた。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

伊丹空港に予定通り7時前に到着。

チェックインを済ませて、 朝食を取る。


「ねぇ、ディッパーダンに行っても良いでしょ?」としきりにジーニィが聞く。

「ああ、わかってる。何回も言うな」



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

ディッパーダンは成田空港にあるクレープ屋さん。

双子は毎年二回ここで食べるのを楽しみにしているが、今年は行きに食べそびれた。ジーニィは日本滞在中、ずっとこの事を気にしており、

「帰りには絶対に食べる」と何度も僕に念を押していたのである。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

オーダーしてから、店員さんが作ってくれる。

実は、僕は今までここのクレープを食べた事がなかった。

どういうわけか、今年は食べる事にした。

頼んだのはジーニィと同じバニラアイスといちごとバナナにホイップクリームとチョコソースがかかっているもの。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

食べてみると、非常にうまい!

うーん、こんなにうまいなら五年前から一緒に食べておけばよかった。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

飛行機に乗るべく搭乗口に向かったら、昔の同僚とばったり会った。

主夫になる前に勤めていた旅行会社で一緒だった女性。3か月の双子を連れてその会社のお別れパーティーに出席したのは十年前。彼女とはその時以来。

「いやー大きなったなー」としきりに言う彼女。

彼女は僕のお別れ会でジーニィとリオをだっこして以来一度も彼らを見ていない。

彼女は飛行機に乗りしなに、急いで財布から千円札を二枚引き抜き、

「これで来年日本に行った時になんか欲しいもん買いや」

もちろん双子は大喜び。

日本の地を離れる最後に、またひとつ良い日本の思い出ができた。




今、午前1時過ぎ。

アメリカに戻ってきて三度目の夜。

時差ボケの真っただ中にいる。

昼の3時か4時ごろに寝て、夜10時か11時くらいに起き、そのまま夜通し起きているという状態。

今日、夜の6時から友人宅のパーティーに出席するので、頑張ってそれに出るまで起きていれば、かなり時差ボケを克服できるのではと期待している。


楽しかった日本。

また来年までさようなら。


Takaya



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