リオがスーパーのちらしを見ながら、
「どんなごはんを作ろうかな~」と呟いた。
事情を聞くと、学校の宿題らしい。
学校からもらってきたプリント。
「6人分の晩御飯を考えなさい」とある。
「メインコース、フルーツ、サラダ、飲み物、そしてデザートを考えなさい。各人それぞれを4オンス(113g)ずつ食べる(飲む)ようにしなさい」
ふむ、なかなか面白そうな宿題だ。
せっせと献立を考えるリオ。
これがメインコース。ステーキ。100グラム1ドル75セントとアメリカならではの値段。日本に帰るたびにどうして僕が「高い、高い」と嘆くかを、リオの選んだ品物を見ながら説明いたしましょう。
スイカ。100グラム15セント。夏の盛りになると、ビーチボール大のスイカが丸ごと一つで3ドルくらいにまで安くなる。
フルーツパンチ。1リットルで65セント。ちなみにビールは国産物なら340cc入りで1本70セントくらい。輸入物で1本当たり1ドル25セントくらい。
アイスクリーム。1.4リットル入りでひとつ3ドル。
こちらは、本当にバケツサイズのアイスクリームも売っている。
「お父さん、できたよ~」
献立に必要な材料の購入費用を一覧表にしていた。実は算数の宿題だったのだ。
「アメリカは物が安うてよかったな~」と思わず漏らしたら、
「そう?アメリカに住んでて、よかったね~」と何となくリオも共感していた。
そう言えば物の高い日本への里帰りまであと3週間を切った。
そろそろおみやげを買いにいかねば。
Takaya
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