主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

日曜にガールスカウトのイベントで、「父と娘のダンスパーティー」というのがあった。

女の子はみんなサマードレスにコサージュ。


場所は近所の公民館。

集まった女の子達の年齢層はかなり広く、6,7歳から中学生くらいまでのようだった。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

各団でかたまって座り、しばらくは談笑をしていた。

この女子逹が見ているのは・・・



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

カメラを手にしたむさ苦しいオヤジ逹。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

音楽はずっと鳴りっ放しで、会場の中央に設けられたダンスフロアーに適当に集まって踊ったり、またテーブルに戻ってドリンクを飲んだり。

進行がきっちり決まっているものと思っていたので、何だか肩透かしを食った感じ。


と、思っていたら、急にDJが喋り出した。

「さあ、みんな、一緒に踊ろう~!」

すると、みるみる内に女の子達がダンスフロアーに集まった。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也


主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

友達の誕生パーティーかなんかでよくやる曲らしく、DJの音頭に合わせて、みんなよく揃って踊っていた。


この後、ようやくお父さん逹の出番となった。

娘とスローダンス。

学生時代のクリスマスパーティーを思い出してしまった。

そして、

「ああ、ジーニィの結婚披露宴でもこんな風に踊るのかな~」と考えてしまった。

僕はしばし将来浸ることになるであろう感傷に、早くも浸っていた。


気が付くと、ジーニィがプルプルと手を振っている。驚いて彼女の手を放すと、

「お父さん、もう終わったよ」とジーニィ。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

ご用済みとなって、まだあたりをさまよう父親達。


しかし、ビートの激しい音楽が鳴り出したら、舞台はまた少女逹に占領された。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

わずか十数メートル先で踊る娘が、やけに遠い存在に感じられた。


Takaya



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