三寒四温の今日この頃。
学校から帰ってきたら、双子はおやつもそこそこにすぐ庭に出る。
「お父さん、今日はあったかいねー」
ニューヨークの冬は厳しいので、その分春の暖かさが嬉しい。
リオがやって来て、松の木をいじくり出した。
「あっ、お父さん、見て」といつもの台詞。
「松ヤニがこんなにいっぱい」
僕がちょっと触ろうとすると、
「お父さん、ダメ。触ったら臭いよ!」とリオが制した。
知っているけど、あの臭さも春らしい(春にヤニが出るかどうかは知らないが・・・)
「あれっ、何だこれ?」
木に穴が一杯空いている。
中を覗くと・・・
卵のようなものが。
この真ん中の穴は、幼虫のようなものが見える。
僕はこの手の知識が皆無なので、「何やろうなー?」としか言えなかった。
それにしても、こんな硬い木に穴をあけるとは虫の力に驚いた。
双子が次に興味を示したのは・・・
松の木の幹を這い上がるように伸びたツタ。
う~ん、甲子園球場を思い出す。
彼らはこのツタが随分気に入り、プチプチと言わせて木から剥いでいた。
宿題前のひと時をこんな風にのんびりと外で過ごすのはとても気持ちが良い。
今から秋まで沢山の時間をこの庭で過ごす事になる。
同じ庭なのに、毎年ちょっとした新しい発見があり、自然に対する子供達の知識がどんどん増えていくのに感心する。
その反面、こちらはハンモックに寝転がったり、日向ぼっこをしたり、段々と年寄り臭くなっていく。
季節の変わり目には、自分の人生における季節も進んで行くのだなと感じる次第。
Takaya
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