先週の土曜で補習校が終わった。

早いもので、4月からジーニィとリオは5年生になる。

5年生?

「5」という数字の大きさに驚く。

現地校はまだ4年生。こちらは6月末で学年が終わる。


先週土曜はサイン会であわただしく、子供達が補習校へ持って行くカバンを放ったらかしにしておいた。今日、何気なく中を見て、文集が入っているのに気がついた。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

これは裏表紙。

リオの作品だ。

補習校の勉強はちっともやりたがらないが、この絵だけはせっせと書いていたのを思い出した。


早速ひもとき我が子の作品を探そう、と思っていたが、第1ページにリオの作文が。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

「さんかんの授業はきらいです。」で締めくくっている。

書いていた時のリオの顔を思い出した。

ちょっと心配そうに、「授業はきらいなの。そう書いてもいいの?」と尋ねた。

「ええよ。思った事を書いたらええねん。それが作文や」と答えた。


文集をペラペラめくっていると、ジーニィのにぶつかった。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

運動会でアナウンサーになった事を綴っている。

出番を控え、ベッツィーのコンパクトで髪型や鉢巻きをチェックしていたジーニィ。


文集の最後に「かんむり文」の作品集が載っていた。

かんむり文とは、詩の各行の頭の文字で言葉を作ったり、ある法則を当てはめた並びにしたりするもの。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也


みんなで発表しあった時、リオの作品は大爆笑を誘ったそうである。

限りなく浅いところが、何ともユーモラスだ。


文集の他に「お知らせ」も入っていた。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

読むと、リオの人柄が偲ばれる。

つらい時でも、面白い事があれば、それを楽しむことができるのがリオの強みだと思う。
自分の意思に反して日本語を勉強させられているリオ。教科書の音読が嫌で、何度泣いたことだろうか?

文句を言いながらも毎週通っている息子が急に不憫になり、目頭が熱くなった。


リオよ、あと2年、なんとか辛抱しておくれ!

お前がティーンエイジャーになって、自分は「アメリカ人でもなく、日本人でもないのでは?」と悩んだ時、補習校での努力のお陰で、「いや、僕はアメリカ人であり、日本人でもあるんだ!」と思えるようになるとお父さんは信じている。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

自分に期待されている事をよく察知し、努力をする姿勢を保つジーニィ。

時々その重圧に押しつぶされ泣いてしまうが、それでも最後まで頑張る娘。

日本語劇では下級生のお友達の良いお姉さんだった。

あなたは本当によくできた子供です。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

2人の違った個性がこの写真にもよく出ている。


色々あった4年生。

4月4日までの短い春休み。

ちょっと息抜きしておいで。


Takaya

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