小中高一貫教育をしている名門ホーレスマン校で「JAPAN DAY」という催しものが今日行われた。友人がそこで日本語を教えており、彼女の誘いで僕は審査員の一人として参加した。


アメリカの高校生たちが日本語劇を披露した。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

最初の出し物は「12匹の動物」

これは干支の成り立ちを描いた物語。どのようにして動物たちの順番を決めたかがこの話でわかる。面白かったのは、レースに参加しようとした猫はネズミに騙され参加できず、怒った猫はそれ以来ずっとネズミを追い回している、というオチ。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

桃太郎と鬼達の戦闘シーン。桃太郎の刀が本当に鬼の顔に当たってしまい、鬼の目にも涙。テンポの良い展開で、一気に最後まで見せてくれた。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

「私は誰とも結婚しません」と宣言するかぐや姫。

概して女子生徒のほうが着つけが良かったように見受けたが、これは男の僕のひいき目かも知れない。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

パネルに描かれているのは竜宮城。「ドラゴン・パラス」と言われて初めて「あれ、どうして竜の宮殿なのだろう」と思った次第。今まで一度も考えてもみなかった。

舞踊りは「タイやヒラメ」ではなく、「エビとサバ(に見える)」だった。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

雪に吹きさらされていたお地蔵さんに笠をかぶせたお礼に、お地蔵さんから贈り物をもらったおじいさん。ご存知「笠地蔵」



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

上演の最後を飾ったのは「鶴の恩返し」

審査員の僕はこれを最優秀劇に選んだ。

ここまでの劇はすべて非日本人がそのまま外国人である日本人を演じているようにしか見えなかったが、この劇の主役の3人は控えめで遠慮がちな日本人のふるまいを上手に表現していた。おじいさんのよたよたしていたところ、つるの何か内に秘めたところ、おばあさんのおじいさんに寄り添うところ、すべて真実味があった。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也


公演の最後は生徒たちによる和太鼓。

よく練習していたようで、息もぴったり。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

JAPAN DAYは劇だけではなく、色々な「文化教室」もやっていた。

和太鼓、生け花、カラオケ、日本料理、と盛り沢山。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

これは和太鼓の授業風景。

左端の日本人男性はプロの人。さすがに彼の太鼓は迫力が桁違いだった。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

廊下には生徒たちが作った年賀状が展示されていた。これで全体の3分の1くらい。


劇の最後に生徒代表が「わが校の日本語プログラムはとても充実しています。それは、先生方の努力の賜物だと思います」と挨拶していた。


人口減少により日本語を話す人間が地球上からどんどん減っている。

日本語と日本文化の吸収に興味を示す学生逹がニューヨークにいるのは心強い。

日本は元気を出して、これからもここの高校生のような外国の若者たちの興味を引き続けて欲しいと遠いアメリカから願うばかりだ。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也


Takaya


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